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小学校のオープン型教室と企業のフリーアドレス

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最近、小中学校でオープン型の教室というのが徐々に広がっているのをご存知でしょうか。

このブログの読者層であるビジネスパーソン世代にはなかったと思いますが、教室と廊下の間の壁がないタイプの学校施設のことをここでは指します。
私の子供が通う小学校がこのタイプの教室です。数年前に校舎が立て替えられた際にこのタイプになりました。
各種ブログや知恵袋的サイトでは、オープン型教室と従来からの閉鎖型教室とどちらがいいのか意見を募っているものを見かけます。これから子供を通わせるのだが不安だ、あるいは両方のタイプの学校を選択できるのだがどちらがいいのだろうか、という質問が多く、親にとっては真剣に悩むトピックであることがうかがえます。

いくつかのサイトのディスカッションを読みましたが、どちらかというと否定的な意見が多いように思います。その理由としては、隣の教室の声が聞こえてきて集中できないというのがもっとも多く、教室をふらふらと歩く生徒がいる場合には他のクラスの教室にも行ってしまうので学級崩壊を招きやすい、というものもありました。施設的な視点からは、冷暖房費がかかるというものもあります。
肯定的な意見としては、他の教師からの視線を気にするので授業の質がよくなる、密室でなくなるのでいじめが減少するというのもありました。

ここで私の教育論的見解を述べるつもりはありませんが、何回か授業参観を経験したことから感じたことをいくつかご紹介したいと思います。

まず、思ったほど隣のクラスの話し声は聞こえません。というより、気になったことは一度もありませんでした。先生が声を抑え目にしていたということでもないと思います。低学年なので、先生に指されたときに大声で発言することもありますが、それでも隣にまでは届かないようです。ただ、一斉朗読をするとどうなるのかまではわかりませんが。 教室が明るいのはいいですね。窓側からだけではなく、廊下側の窓側からも外の光が差し込むことによる効果です。

言うまでもありませんが、授業参観はとても見やすくなります。教室の後ろ側からだけでなく側面からも授業の様子を見ることができるので、大勢の保護者が来てもごった返すということはないように思います。側面から見ると、子どもがどういった表情で授業に臨んでいるのかもよくわかります。

極々一面しか見ていないので、デメリットもあるのでしょうが、小学校ではオープン型教室というのはいいスタイルなのではないかと思います。

新しいスタイルといえば、企業でも座席のフリーアドレス制を採用するところが増えています。日本IBMでも営業部門を中心に多くの部署で採用されています。ここではこのことについては触れませんが、オープン型の教室も企業のフリーアドレスも、重要なのはその形ではなく、どう運用するかなのではないでしょうか。学校であれば学級を運営する先生の創意工夫と熱意が大切でしょうし、企業であれば座席の配置だけではなくコミュニケーションを促進する他の手法も重要になるでしょう。

そういったことを子どもの通う小学校の教室からふと考えてみました。


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IBM 中山貴之のWeb Page

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