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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

お詫び:今日のブログの内容を訂正します

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別段、誰かからクレームを受けたわけでもなく、間違いを書いたのでもないとは思っているけれど、ブログとして、この文章に意味があるのかなと反省し、消そうと思いました。消すと忘れてしまいそうなので、訂正線を全文にいれて残すことにします。

批判をすることは簡単だけれど、思ったように書けば自分はすっきりするけれど、なにも提案していないし、このブログからはなにも生まれない。

ばか話を書くことは、好きだし、喜んでもらえるかもしれないけど、単なるテレビ批判のこのブログは読者には不必要だと思います。テレビ番組を作っている人にも、失礼だと思います。今日は休みで気が緩んでいたのでしょう。悪いブログの一例を作ってしまいました。

反省を込めて・・・

高橋徹

タイトル 日曜午前中のニュースショーは、相変わらずひでーなあ。

私の家のテレビは本に囲まれて、どこにあるのか見えなくなっている。家でテレビを見ることはない。テレビを見なければ、その分の時間を別のことに使えるので、いい事だと思っている。しかし、全然見ない訳ではない。

この3連休は、宮城県の多賀城市にあるかみさんの実家に来ていて、ここには大きいテレビがあるので、たまにはテレビを見る。宮城県のテレビは、東京でやった番組を1-2ヶ月ずれてやったり、関西系で東京では見ることのできない番組とか、地元のテレビ局の番組などもあって、なかなか楽しい。

今日、日曜の朝、ニュースショーを複数見て、噴飯ものぞろいで、サラリーマンたちはこんな程度の低いニュースを聞きながら日曜の朝をすごすのかなあ、と、笑いたくなった。特に毎回期待しているのが、関口宏氏が司会をやってるやつで、よくもまあ、こんなあさってな事をよく言うなといつも関心している。

今回、ちらっと見たら、金融立国などやめて製造立国だとか、なんか、小学生のような議論だった。日本人は手先が器用で物づくりが得意だから、製造業こそ日本の進むべき道だとか言ってる。そんなことないよ。私は20代のころ工場にいて、製造現場を良く知っているけど、重要なのは、製造技術(NC機器だけではなく、化学的な技術や、製品をテストするテスト技術など)なんですね。つまり、いかに研究するかにかかっている。

その分野では、アメリカもヨーロッパも強い部分がある。日本だけが優秀なわけではない。そういった事は話されなくて、なんとなく知ったかぶりしたコメンテーターって、面の皮が厚そうだ。

金融だって、サブプライム問題とグローバリゼーションと、信用度の問題と、みんなごちゃ混ぜにして、金融業界が悪いようなことを言っているが、しっかりとした金融基盤がなければ、製造業なんか吹き飛んでしまう。

だいたい、製造業には原油が欠かせないのに、インド洋での洋上補給という、軍事戦略上きわめて重要な役割を日本が果たしていたのに、あたかも敵前逃亡のように止めさせた民主党の本当の(影の)党首である菅氏が平気な顔でテレビに出てきて、内需拡大などといっていて、嫌な気分になる。

インド洋で、テロリストがジェットボートを利用してタンカーに近づき、ロケット砲で攻撃をかけたら、日本に来る原油がストップする。日本はいままで、テロリストと戦うために一番重要なロジスティクスを担当していた訳だ。この洋上補給、たいへんに高度な技術だから、日本が逃亡した後のインパクトは大きい。日本は卑怯者だね。

金を払えば物が買える、と思ったら大間違いだ。

関口氏や田原氏のニュースショーは、もしかしたらプロレスのヒール(悪役)が正義の役のレスラーをボロボロに叩きのめすように、悪役の役を演じているのかもしれないなあ。大衆に迎合し、政治家をボロボロにいじめる。結局、見る側の WANTS を満たしているから視聴率を維持できるのかもしれない。

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