読みやすいブログ、理解し易いWebページ、ってどんなの?
私は最近、弊社の Web サイトのうち、私たちが責任を持っているページをリニューアルしたいと思って活動しています。その課程で、いろいろ話した事・発見した事をがあり、少しみなさんと共有したいと思います。
発見 その1
外資系の Web サイトの場合など、本国のページをお手本にしたり翻訳して作成することが多いのですが・・・。例として、私が担当している「Sun Java CAPS」という製品の、英語の Web ページをご覧下さい。
「文字、ばっかり!」
でしょう。絵、とか、写真がほとんどありません。黒い活字ばかり。
物事を理解しようとするときは、普通なら本を読むなどして順々に理解を深めていきます。しかし本来、人間は文字などなくとも、物事を理解・把握できます。 文字以外にも、図絵、写真、または、このマインドマップなどのような、いたずら書き(といっては失礼ですね)みたいな物も、物事を把握する手助けになりま す。
ちなみに、マインドマップの代表的なツールとしては、オルタナティブ・ブロガーのおひとり、平鍋健児さんの会社の株式会社チェンジビジョンが販売している「JUDE/Think!」があります。
発見 その2
話をしていて、同僚が長文を読むのが苦手、といわれて、活字中毒者の私はちょっとショックでした。
私の物事の理解・把握の方法としては、その大きな概念や機能などの書かれている本をたくさん購入し、片っ端から読み込んでいく。現在、Web サイトをリニューアルしようとしている「Sun Java CAPS」という製品は、サンが提供する「実用型 SOA ツール」であり、「IT サービスを設計・開発・テスト・実行・管理・監視する基盤ソフトウェア」なので、「Sun Java CAPS」の本、「SOA」の本、「BPELの本」などを、Amazon で購入して、がしがし読みこなす。読んでいくうちに疑問が生じ、その疑問の答えを探すために読みこなし、他の本を読み、Webサイトを探して納得できる回 答を得る。それによって理解が深まっていくものだ、と思っていた。
どうやら、そういった理解方法を取らないひとも多いのだ、と気づかされました。
さらに上記のように↑↑↑↑↑、活字びっしりだと、斜め読みする、という話も出たのです。(そこのあなた、斜め読みしたでしょ。え?読み飛ばした?)。
どうやら、私の理解方法は、古いみたいだ・・・。そこで、すばやく方針転換。
- 図絵や写真を多用する
- 文章は短く、簡潔に
- リスト型・箇条書きで重要な点を明確化
- 見て、面白そう〜、と思えるデザイン
長〜い、長〜い説明文をじっくり書いていたのだけれど、これをいったん、もったいないけど、破棄。作り直しています。あ〜、発表時までに間に合うのか?いやいや、間に合わせないと、私の責任です。
発見 その3
話が飛んで、ブログの話になりました。ここでも、ショック!サンの「blogs.sun.com」のブロガー、 岡崎君も、Sun Java CAPS の担当者。岡崎君のブログ:岡崎は、人気のブログです。彼は私のブログは読みづらいと言います。長文だから。で、斜め読みになるそうです。岡崎君のアドバイスは、
- 写真をたくさん使う
- 写真は、内容と関係なくてもいい
- 行間をなるべく開ける(狭いと見づらい)
岡崎君は写真が(も?)趣味で、たくさん写真を撮っていて、ブログや説明資料スライドに使っているとのこと。良いアイデアは、利用させてもらおう。
ということで、Web サイト。がんばって作ってますので、出来たらご紹介しますね。それと、このブログも、上記の発見を生かして、ちょっと中身を変えていこうと思ってます。今回も、何枚か写真、使ってみました。
(読みやすいデザインにしても、中身がないと多く読まれないですよね。これは肝に銘じておきます。)