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インプットな趣味とアウトプットな趣味

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趣味をお持ちですか、というのは変な質問で、人間誰しも趣味は持っている。意識していなくとも、それなりに楽しみは持っているはずだ。競馬で毎週お金をすったり、宝くじを買ってはやけ酒を飲んでいても、それは趣味の範囲だ。持っていない、無趣味だという人は信じられません。

私はといえば、プロファイルにも書いている通り、旅行、食べ歩き、読書が趣味だ。それに、オタク系としては、テツであり(本物のテツさんたちからは、違うだろうといわれるかもしれない)、飛行機も好きだし、自動車もある意味好きだ。乗り物フェチといった方がいいかもしれない。実は船も自転車も興味がないわけではない。

ホテルジャンキーだが、アマンのような超ゴージャスである必要はない。ホテルとしてキチンとしていればOK。歴史があり、スタッフがちゃんとしているホテルは泊まってうれしい。旅館がねえ、いまいち好きになれない。どこか良い旅館はないですかねえ。

映画も好きだ。特に昭和の日本映画はいいなあ。片岡千恵蔵、市川右太衛門、東千代ノ介、大川橋蔵、大友柳太朗、中村錦ノ介、月形龍之介、市川雷蔵。。。。チャンバラ時代劇は最高だ。やくざ映画はちょっときらい。怪獣ものの特撮は好き。この前山野楽器で、「忠臣蔵(片岡千恵蔵主演のです)」を購入してしまった。でも、なかなかDVDが買えない、売っていないのが悩みです。あとは私もトレッキーである(わからないひとはWikipediaで引いてください。)。「Live long and prosper」「Make it so!」 

音楽鑑賞も好き。いまはまっているのは Jake Shimabukuro。超絶技巧ウクレレというと笑うかもしれないけど、すばらしいウクレレ。まあ、一度聞いてみてください。ギャビー・パフィヌイを始め、ハワイアンの音楽は心にやさしく、感動すること大である。あとは、モーツァルトとマーラー。最近、レナード・バーンスタイン、ベルリンフィル、1967年(たぶん)の録音の「大地の歌」を聴き、読書ではまっている李白の漢詩とドイツ語の詩を比べて、この歌はどの詩なのか、つき合わせて楽しんでいる。

いままでで気付くのだが、これら私の趣味はすべて内側、わたしの中に蓄積されていくものだというのが分かる。これをインプットな趣味と名づけよう。 

とすれば、逆にアウトプットな趣味というのもあるはずで、たとえば、このオルタナティブ・ブログのMM21の永井さんの写真はすごい!栗原さんのサックスは、以前いらしたガートナーのコンファレンスの夜のセッション(宴会です)で証明ずみ。ジャズミュージシャンとセッションしているのだが、すてきでしたよ。ハモンドもされるようで。うらやましい。

こうやって、人に見せたり聴かせたり、絵を描くのも、スポーツで勝敗が決まるゲームや得点で順位が決まるようなものも、アウトプットな趣味といえる。ゴルフもテニスも勝敗が決まるので、アウトプットな趣味だと言えよう。

私の場合、以前登山をしていたが、これは勝敗が決まるわけでなく、得点がつくわけではないので、アウトプットな趣味とは言えないだろう。2,3種類、アウトプットな趣味にも興味があるので、その気になったら始めていると思う。逆に興味があるのにいまだ始めていないのは、私がインプット型の性格なのかもしれない。

まあ、その分、いまやっている仕事やこのブログなど、たいへんアウトプット的なものなので、ここでバランスが取れているのかもしれない。いまの仕事は大好きだなあ。と、取り止めもない話でしたが、自分の性格を理解するうえで自分の趣味を分析するのも良い手かもしれない。

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