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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

電子カルテ

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最初から私事なんですが、私の義父が昨年末入院し、まだ退院できずにいます。入院した病院は宮城県塩竃市にある坂総合病院といい、新館は昨年9月に建てられたばかりできれいな病院です。

もう当たり前なのでしょうが、電子カルテなのだそうです。私自身、ウィークデイは仕事で帰れませんのでかみさんに聞いたのですが、お医者さんもノートブックPCを台に乗せてやってきてキーインしているそうです。この病院では、おそらく電磁波の分布・医療機器への影響も分析済みのようで、場所によって携帯電話が使用できます。

カルテは個人情報として、最もアクセスを留意すべき情報だと思います。私はアイデンティティ管理のソリューションや製品の推進にも少し関連しているので、これこそアイデンティティ管理の必要なシステムだと思われます。いまは電子カルテへのアクセスなど、どのように管理されているのでしょうか。

私は医療関係のお客様に接する機会が少なく、まったくの素人なので、まずは検索エンジンで「電子カルテ」を探したら、44万件もありました。すでにこれだけ大きなビジネスになっているのだと、自分の無知に恥じ入るばかりです。

アイデンティティ管理とは、その情報にアクセスすべき人は認証し、アクセスの必要のない人はアクセスできないように管理することです。大量のユーザでも確実に管理できるよう、さまざまな製品が出ており、サンもアイデンティティ管理製品群を販売しています。医療システムにおけるアイデンティティ管理がいまどのような状況にあるのか、ちょっと興味があります。

Comment(13)

コメント

医学部生

私は、都内の大学病院で実習をしてますが、その塩釜の病院がうらやましい。実際のところ、既存の病院で完全な(つまり、画像や検査値の閲覧だけではなくサマリー等も電子化されている)電子カルテを備えているところはさほど多くないはずです。お金に困っている大学病院はなおさらです。
さらに言えば、たとえあるとしても、電子カルテや情報閲覧のベースがMSWindowsのところが多く、セキュリティーや使い勝手、安定性の面からあまりよろしいものではありません。
ただ、需要はあるので、どこかがきれいなパッケージを出してくれたら、かなり売れると個人的には思います。
必要なソフトはたいしたものではありません(データベースと画像ソフト、あとはOpenOfficeくらいでしょう)。それよりも、書いてあるとおり、セキュリティーと安定性、スピードのほうが使用者としてはよっぽど大切です。
ということで、何かつくってください。

とおる

医学部生さん、
 
コメント、ありがとうございます。ブログにも書きましたが、私は医療系システムについては、まだ素人なので、少し勉強してみるつもりです。IT 化は情報の共有、正確性の向上、他の院内システムとの連携(たとえば電子カルテから診療費の精算につなげる)など医療現場にさまざまな恩恵をもたらすと思います。
 
サンのお客様事例で、海外の医療機関の事例がありますので、徐々にこのブログに掲載していこうと思います。
 
ちなみに2点。
 
1.坂総合病院では、無線LAN が完備しており、ケーブルのたぐいが非常に少ないように見えます。お医者さんも台車にノートブック PC を乗せて、院内のどこからでも電子カルテが見れるようです。
 
2.サンが医療システムに貢献するには、まだまだ勉強が必要です。でも、さしあたり、OpenOffice にはおもいっきり貢献しているので、ぜひお使いください。

Mousy

今年2月13日に東京広尾の日赤に行ったとき、電子カルテシステムを最近導入したのかどうか知りませんが、システムに関して医療スタッフがテンヤワンヤしていました。(あの画面はどうだすんだ・・・とか、この操作はこうだったんだっけとか、この漢字の変換ができない・・・うー、ぎゃー・・・とか)

小泉政権の医療制度改革には賛成しかねる部分も多いですが、医療現場のIT化は止まることのない世界的な潮流なのでしょう。2005年11月24日の日経新聞に参考になる記事がありました。

ぴぴ

郡部に住んでいますが、同じ町内のかかりつけの個人病院で、2軒、電子カルテを利用しておられるところがあります。
すべてを電算化(いまどきこんな言葉は使わない?)しているようで、卓上は完全にペーパレス、患者を診察しての図解による所見も、ディスプレイがペンタブレットになっていて、直接書き込んでおられます。
2軒とも、一人の医師で運営している完全な個人病院ですので、大病院のようなネットワークの問題は非常に少ないのだと思いますが、とにかく、医療業界にもこういう市場があるのだなぁ、と思って見ていました。

とおる

Mousyさん、パパぱふぅさん、ぴぴさん、コメント、本当にありがとうございます。
 
パパぱふぅさん、このガイドラインを、まずは、じっくり読んでみたいと思います。ありがとうございます。
 
Mousyさん、この日経新聞の記事も参考にさせていただきます。新しいシステムを導入するときは、多かれ少なかれ、不慣れなシステムに右往左往するものですね。
 
実は私もある大学病院に診察で通ったときに、お医者さんが苦労していたのを思い出しました。そのときの問題は、画面の用語がコンピュータ用語になっていて、分かりづらかった点です。用語をもっと一般のひとにわかるように工夫する必要があったと思われます。
 
ぴぴさん、やはりIT化を進める目的のひとつは効率化だと思います。個人病院の場合、カルテなどの管理は煩雑なので、電子カルテにより、適切で効率よい管理ができるのではないでしょうか。すばらしいですね。
 
大きな病院になると、電子カルテだけでなく、会計システムや人事システムなどの ERP や医療器具・医療機器・薬品などのサプライ製品を調達する EDI などのシステムを導入し、大きなコスト削減と効率化、正確化、さらには院内の情報統制(一般企業の内部統制といっしょです)などを進めていく方向性にあると思います。Web化による、複数医療機関での協力体制なども今後の大きな方向性かと思います。
 
このトピックスは重要なので、もっといろいろと調べて投稿してみたいと思います。

Mousy

先日都内のとある病院に初めて行きました。診療室にはいると医者が使用しているコンピュータがPowerBookでした。Winではなく、Macを導入していることに思わず深く感動し、先生が席をはずした隙にすかさずPowerBookの画面を至近距離から覗きこんでしまいました。すると・・・・その病院では以下のシステムを導入していることが判明。

http://www.sunjapan.co.jp/step/wine/index.html

このシステムは業界スタンダードなんでしょうか?

とおる

私のホームドクターは、WindowsXPです。そして、電子カルテもWindowsXPベースのようです。Macを使われているのは、研究をされている時にはほとんどの医療件研究者がMacを使っているからだと思います。
 
いずれにせよ、医療の現場ではWindowsXPが使われているようです。若干、ディスプレイには解像度の問題があると思いますが、通常の電子カルテにはWindowsXPで問題は発生していないと思われます。

郭靖

Mac OS Xもシステムの脆弱性が指摘されることがありますが、Windowsに比べると格段に安定し、安全だと思います。私は遠からず開業予定ですが、Macで電子カルテを導入し、院内にはWindowsマシンを一切置かないつもりです。大病院における電子カルテ化はネットワークの問題があり、これから新しく病院を建てるならともかく、紙カルテからの移行、院内LANの構築などは非常にコストがかかると思います。いまだにパソコンの入力を研修医にやらせている教授がいるくらいですからね。

とおる

郭靖さん、コメントありがとうございます。脆弱性を補うためには、外部との接触をいかに管理するかにつきますので、メールやインターネットアクセスには注意し、できれば、院内システムと個人の環境を分離された方が良いと思います。若干、二重投資ですが、セキュリティは家に鍵を着けたりするのと同じですので、自分で防ぐつもりで構築されると良いかと思います。
 
まだ電子カルテについては勉強中のため、大した話はできませんが、中間報告をまた書きたいと思います。

日本心臓内視鏡学会さま、はじめまして。
 
ホームページを拝見させていただきました。日本発の技術のようですね。私ごとですが、昨年夏、不整脈のため循環器内科に入院しました。いまも薬を飲んでいます。病人はどんな病気でもたいへん不安になるものですが、心臓の場合「止まっちゃったらどうしよう」ととても不安です。将来、ご厄介になるかもしれませんね。
 
電子カルテも含め、IT化によって、正確性と安全性、効率、個人情報の保護などを随時進めていかなければならないと思っております。サン・マイクロシステムズは米国や欧州にて、さまざまな活動をしており、日本においても、徐々に活動を開始していきたいと計画を進めております。よろしくお願いします。

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