NewsPicks トピックス 『デジタル政策と未来社会』のまとめ(2024.12.9～2024.12.14）

2024/12/11

日本が強みを発揮できるか、AIや量子などの4つの技術領域

https://newspicks.com/news/10980404/body/

日本が強みを発揮する技術領域として、「AI」「Beyond 5G」「量子通信」「サイバーセキュリティ」の4つ。

AI ～特化型モデルと省エネ技術～
日本のAI技術は、特化型の大規模言語モデル（LLM）や小型LLMを中心に高い評価。NTTやNEC、富士通などが開発する日本語特化LLMは、製造業や金融業、医療分野での活用が期待されており、既に一部でGPT-4を超える性能を示す事例も。

Beyond 5G ～光通信技術と宇宙通信～
この分野で日本が特に注目されているのは、光通信技術「All Photonic Network（APN）」の開発。

量子通信 ～安全保障と産業競争力～
本は量子暗号通信の安定性と伝送距離で世界トップクラスの技術力を持ち、国際宇宙ステーションとの量子鍵配送実証を成功。

サイバーセキュリティ ～AIとの融合で高度な防御～
日本はAIを活用した侵入検知システムや、生体認証技術、重要インフラ向け防御技術の分野で独自の強み。

2024/12/09

賃上げによる成長と分配の好循環モデルへ

https://newspicks.com/news/10968445/body/　

内閣府は2024年11月26日「令和６年第14回経済財政諮問会議」を開催。本会議の「賃金向上特別セッション基礎資料」などの資料をもとに、賃上げがもたらす経済の好循環モデルと、その実現に向けた具体的な課題や取り組みなどについて整理。

賃上げの重要性は、家計部門と企業部門の双方に波及効果をもたらす点にあります。賃金が引き上げられると、家計の所得が増加し、それが消費拡大に。

家計の消費拡大は、企業の売上増加につながり、収益が改善されるとともに、リスキリングや設備投資などのさらなる生産性向上施策が可能に。この好循環は、付加価値の増加を通じて経済全体の底上げを図り、再び賃上げを促進する基盤を形成することが期待。