「G Suite」はともかく「Keyword」はどうなんだろう(Googleのネーミングセンスがよくわからない)
Googleが「Google Apps for Work」という長い名前だった「Office 365」対抗の企業向けサービスの名前を「G Suite」に変えました。短くなったのはいいですが、「Google Suite」くらいにしておけばよかったのに、という気もします。
同じ日に、企業向けのクラウドサービスの総合的な名前がこれまでなかったので、新しく「Google Cloud」という名前を付けました。こちらはやや分かりやすいと思います。でも、Google Cloudの中には「Google Cloud Platform」があるので、これもちょっと混乱しそうです。
名前って大事ですよね。Googleはときどき、商標問題でもないのにサービスの名称を変えることがあります。もちろん、その方がいいという判断だと思います。
Googleは今週、もう1つ新しい名前を作りました。こちらはほとんどメディア関係者にしか影響ないんですが、公式ブログのハブを作って、それに「The Keyword」という名前を付けたんです。
ばらばらだったGoogleの公式ブログを1カ所にまとめてくれるのはものすごくありがたいことです。私も2009年にこのブログで愚痴ってますが、Googleは製品チームごとに公式ブログがあって、まとまっていなかったので、記事を書くためにいちいち検索したりして不便でした。
なので、ハブができたのは大歓迎なんですが、「Keyword」ってなんだろう。
公式ブログでは、キーワードには検索語という意味があるからGoogleらしいし、暗号化の鍵語という意味もあるので情報を公開する公式ブログにふさわしいと説明しています。なるほどですが、ぱっと見た印象はなんだか違和感が残ります(用語解説集かと思った)。
なんでも慣れてしまえばOKなんですが。
そういえば、Nexusというブランドで出してきたAndroidスマートフォンもPixelになるらしいですね。Nexusも残しておいてほしいなぁ。