「シン・ゴジラ」を見てあらためて確認できた「インデペンデンス・デイ」の違和感
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「シン・ゴジラ」遅まきながら見ました。もうすっかり周りが興奮状態だったので、面白いに決まってると安心して見に行きました。はい、面白かったです。あと2、3回見たいくらいです。
既に膨大な量のレビューや感想がネット上にあふれているので、私なんぞの感想を書くつもりはなかったんですが、1つだけ。
以下、ちょこっとネタバレかもです。
「シン・ゴジラ」を見て、先月見た「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」で感じた違和感というか、ひんやりした気持ちの原因の1つが分かった気がしました。
シン・ゴジラでは、ゴジラを倒した後、しーんと静寂が広がります。多くの犠牲を出し、崩壊した都市で、自衛隊も、対策チームも、立ちつくします。
インデペンデンス・デイは、1も続編も宇宙船をやっつけた後、みんなで「わーいわーい」状態です。あれだけ多くの犠牲を出したというのに、「わーいわーい」じゃないだろう、という違和感だったのかも。
2014年のハリウッド版GODZILLAは見ていなくて、これはどうやら「わーいわーい」ではなさそうなので、単純に日米文化の違いだ、とかいうのはだめかもしれませんが。
ともあれ、私が(シン・ゴジラ総監督の庵野秀明さんによる)エヴァ好きだということを差し引いても、シン・ゴジラは良い映画だと思います(市川実日子さんの使い方も効果的だったなぁ~)。
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