Kindle Fire HDXでHDの「パシフィック・リム」をテレビにミラーリングしてみた
Amazonの最新7インチタブレット「Kindle Fire HDX」(以下HDX)感想文その3です(その1、その2)。
今日は「Fire OS 3.1」の新機能、「ディスプレイミラーリング」をやってみました。MiracastでHDXの画面をそのままテレビの大画面にモニターするんです。
Miracastでのミラーリングは、Androidはバージョン4.2から対応しているので、うちにあるNexus 7、Nexus 7(2013)、Nexus 5でも同じことができます。でも、「Amazon インスタント・ビデオ」のコンテンツをミラーリングできるタブレットはHDXだけですからね、やってみる価値はあります。
用意するものは以下の3つ。
- Kindle Fire HDX
- 大画面で見たいコンテンツ
- Miracast対応テレビ(ない場合は、テレビのHDMI端子に接続するMiracastアダプター)
コンテンツは、「Amazon インスタント・ビデオ」で先行配信が始まった「パシフィック・リム」(2500円)を購入。
うちのテレビ(東芝REGZA)はMiracast対応じゃないんで、HDMI端子につけるアダプターが必要です。Amazonのサイトで見たら、今のところ対応が確認できているのは「NETGEAR PTV3000 Push2TV」だけ。なので、感想文その1を書いた日にこれをAmazonでぽちっとしました(そのときは6688円だったのに、今見たら安くなってる。。。)。
翌日に到着~。
ファームウェアアップデートが必要で、これは素人にはちょっと難しかったですがだんなの協力でなんとか完了させ、HDX側で[設定]→[ディスプレイとサウンド]→[ディスプレイミラーリング]をタップしたらPTV3000を探しだしてくれて、これを選択したら接続できました。
後は、HDXの画面の操作がそのままテレビ画面と連動するだけです。下の写真、分かりにくいですが連動しているテレビとHDX、右下の黒い箱がPTV3000です。
ストリーミングをミラーリングすると、ちょっと途切れたりしますが、ダウンロードしたコンテンツをミラーリングする分には滑らかです。サウンドも迫力。
でもですね、ストリーミングは購入後すぐに再生できましたが、2時間11分のこの映画を最高画質でダウンロードするには約5時間かかりました(環境はJ:COMのケーブル→Wi-Fiで、RBBスピードテストでは 下り21.62Mbps)。
ちなみに、Apple TVとかChromecastはMiracastとは違うのでHDXと接続できません。
もしPS3、PS4、SamsungのスマートTVを持っていれば、「Second Screen」というさらに進歩した機能も使えます。これは、ミラーリングしつつHDXの画面ではコンテンツの関連情報を表示したりリモコン的に使えるというものです。たぶん、これみたいな感じだと思います。これなら例えば見てる映画の出演俳優のプロフィールを調べたりできる「X-Ray」が使えるから、PTV3000でもできるようにしてくれればいいのになー。