ラリー・ペイジCEO、Google I/Oに登場 ソフトな声で皮肉な一言
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昨日、声がかすれるようになった理由を説明したGoogleのラリー・ペイジCEO。Google I/Oには出ないのかと思ったら、キーノートの最後に登場。会場は拍手喝采でした。
例によってインナーとマイクをコーディネート(今回は赤)して、にこやかに静かに語り始めました(下の写真。直前の新Google Mapsのデモの最後の地球の画像の前に立ってるんですが、まるで地球を背負って立ってるみたいですね)。
「ぼくはすごくめぐまれて育った」とテクノロジーに情熱を傾けられるようになった自分のことを静かな声(というかちょっとかすれた声)で話すペイジに、会場はものすごく静か。小さな声なんで、かえって説得力があります。
で、Q&Aもペイジが1人でこなしました。
Google Glassで何がしたいのかと聞かれると、具体的な話はせずに「ユーザーに幸せになってほしい」と宗教家のよう。
IT企業同士の協力が不足していて、ネガティブな競争に集中してばかりいるのでイノベーションが阻害されているのが悲しい、とも。
Oracleとの関係があるのでAndroidの将来が心配だという質問者に対しては「Oracleは協力関係より金儲けに興味があるようだ」となかなか辛辣な一言を。
ペイジさん、結局50分近く壇上にいました。元気そうでなによりです。
発表されたことについてはまとめ記事をどうぞ。
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