オルタナティブ・ブログ > 海外速報部ログ >

海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

アドウェア広告の犠牲者に実刑判決か

»

 突然画面にポップアップし始めたアドウェアのわいせつな画像を教室の子供たちに見せた罪で40歳の代用教員に実刑判決が下るかもしれないという記事。子供といっても7年生(13歳)ですよ。ある程度免疫はできていると思うのですがどうなんでしょう。

 って、そういう問題じゃないかもしれませんが、これはちょっと酷ではないか、というのがブログなどの風潮です。PCの履歴から、過去に怪しいサイトを踏んでいることは判明しているのですが、本人が仕事中にそうしたサイトを見たかどうかは分からないし(本人は否定している)。ただ、大きなポイントは「子供にわいせつな画像を見せたこと」なので、たしかにこういうときにパニックを起こさずにディスプレイに布をかぶせるなりの対策をほどこせるような人に自分の子供は任せたいと思うのも確か。

 弁護士によると、被告のジュリー・アメロさんはPCについてはほとんど知識がないとのこと。でも「知らなかった」ではすまないんですね。知らないでWinny入りPCを会社で使って情報漏えいさせちゃうのもいけないことですもんね。

 会社でのインターネットの私用が当然と思っている人が7割、という記事もありましたが、事故を起こした場合、職場全体に迷惑がかかるのだということは理解しておいた方がいいです。

 そういえば13歳のころ、担任の教師がかなりヤバい小説本を貸してくれたものですが、ああいうのも米国では有罪なのだろうかと遠い昔を思い出す澤でした。

Comment(0)