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自動走行系の特許出願と関連論文

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あるセミナーの中で、デンソーの方が引用していた特許庁のレポートが面白かったので、紹介しておきます。

元々の出展は、こちら(平成25年度 特許出願技術動向調査報告書(概要) p62)。

自動化レベル別の国籍別論文発表件数と特許出願件数の比較(論文発表年2005 年~2012 年)

特許分析で使用している自動化レベルは、国家道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration =NHTSA)のレベル0(スロットル、ブレーキ、ステアリングの制御なし)からレベル4(安全運転の責任は走行システム)を使用し、論文で使用しているレベルは、NHTSAに合わせたものしています。次のような感じです。

レベル 1:運転支援システムを1つだけ備える車両を対象とした論文

レベル 2:運転支援システムを 2 つ以上備える車両を対象とした論文

レベル 3:特定環境で利用される一部自動運転自動車を対象とした論文

レベル 4:環境を特定しない自動運転自動車を対象とした論文

一目でわかるのは、

・ 日本はレベル1の特許が多い

・ レベル4の論文は、欧米が多く日本はわずか、

といったところです。

足元を固める日本と、先を考える欧米といった構図なのでしょうか?

ただサンプリングが2005年〜2012年なので、それ以前に日本では論文レベルの議論を終わらせている可能性もありますね。

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