現実逃避は小6男子にオンライン英会話へ向かわせる(その3)
小6息子のために下記の順で5つのオンライン英会話サービスをトライアルさせた。
①ママ友に勧められた米国企業の英会話サービス
②フィリピン人講師によるサービス
③日本人講師によるサービス
④グローバルだが、アフリカ人講師がメインなサービス
⑤英語ネイティブ講師によるサービス
ママ友(海外在住)が勧めてくれた英会話に申し込んだ後に、まぁ日本のサービスのほうがよかろうと、いわゆる日本のキッズ英語会話のポータルサイトにアクセスして実は10社くらいトライアルを申し込んだ。
そのトライアル受付だが、WEBサイト上で会員登録してトライアルの日程まで決められる英会話サービスタイプと、問い合わせに希望をだして返事を待つ英会話サービスタイプとがあった。
ユーザーになって本当に痛感するが、そのひと手間が面倒で、後者の方式をとっていた英会話サービス会社で候補から外れたところは多い。
(仕事上、 インフォメーションアーキテクトが大事だ、 クリック数を減らしましょう、とかユーザーインターフェースはこうしましょう、と言うが、本当にそうだ)
<一つ目のトライアル>
一番最初に、候補から脱落したのは①の米国の英会話サービスだ。
講師が日本語を話せないことは折り込み済みだったが、WEBサイトのユーザーインターフェースのすべてが英語であるという落とし穴があった。パソコン画面を前に、息子はメニュー操作すらできない。授業を受ける前にはやくも脱落するはめに・・・
せっかくママ友に勧められたのに残念。(値段も安かったし、何よりもお友達と切磋琢磨するのではないかと期待したのだけど)
<二つ目のトライアル>
次に受けたのが②フィリピン人講師による英会話サービスだ。2回無料でトライアルが出来た。こちらのサービスは日本人を対象にしているので、ユーザーインターフェースはすべて日本語。しかし、想像はしていたが日本語が全くわからない先生とは会話が成り立たない。
最初の授業で、息子は
How are you?も
How old are you?も
Where do you live?も
質問に答えられなかった。
単語はかろうじて知っている。数字とか食べ物とか。
だから、隣で私が、「何歳って聞いてるよ!」っていうと、「あっ、twelve」
「好きな食べ物は?って聞いてるよ」「う~ん、pizza」
Repeat after me.と言われ黙り、Do you have any questions?と言われ黙り(いや、質問の意味がわかっても質問できないけどね) 、かなりつらい。
Non-Japaneseの先生とは、無理だろうな、とこの時点では考えていた
しかし、2回目はほんのちょっとだけ日本語が話せるフィリピン人講師だった。
先生が話せる日本語は、「もう一度」「質問ある?」「次ね」くらいなのだが、実は、その日本語があるだけで、授業が先に進む。
一番安いしね~。カタコトが話せるならフィリピン人の先生はありだな、と思ったが、数は少なそうで、予約がとれるのかなぁと、心配になった。
<三つ目のトライアル>
もともと息子の実力値を考えたら 、値段は一番高いが、日本人講師でなければ無理だろうとは思っていた。
「サッカーはねえ、アメリカではsoccerって言うんだけど、イギリスではfootballって言うんだよ、知ってた?」と日本語で説明してくれる。
同じような説明を二つ目のトライアルでも英語でしてくれていたのだが、当然息子は理解できなかった。
ちなみにこの英会話サービスは唯一講師を選べず、時間帯も決まっていたのだが、逆にそれがよいと思った。講師を選べるのはメリットでもあるが、選択に時間はかかるし、私などは面倒と感じるタイプ。
今申し込めば割引、という言葉にもひかれてここにしようと申し込んだら、その後に息子に言われたことで迷走することに!