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かけっこが速くなる!青戸式かけっこマニュアル

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早稲田大学のスポーツ科学科社会人修士でご一緒させていただいた青戸慎司さんがトータル・オリンピック・レディス会創立30周年記念「東進ハイスクール走りかた教室」で講師を勤めた。そこで、小1の息子を連れて参加した。

お友達を直後に誘ったら100人の定員がいっぱいになっていたほどの人気教室だ。

青戸さんは100m走の元日本記録保持者で、日本人男子唯一の夏冬オリンピック出場選手である。

青戸さんはご自身が開発した子供向けかっけっこメソッドの有効性の実証と、青戸さんでなくても教えられるようにノウハウをマニュアル化するために早大で学んでいた。

同級生の私が知り得たかけっこマニュアルの要素を3つほどチラ見せしよう。

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1.正しい姿勢をとること
「よく背中をぴんと伸ばして」のように言われることがあるが、
私のように姿勢の悪い人間にはどのような格好が正しい姿勢なのか実はよくわからない。

青戸さんは
a. 背筋をのばしてまっすぐに立つ
b. つま先を広げ、膝を開かない
c. うでを前に出す
d. つま先をゆっくり戻しまっすぐに立つ
と、それが正しい姿勢だと教えて下さる。

2. うでふり
a. 生卵を握るように、小さく前にならえ
b. 前後に大きく振る、後ろのヒジも90度
「生卵90度!」がキーワード。
つまり、生卵を握るように柔らかく、それでいて肘は90度を確保したまま腕を大きくふる

3. ももあげ
腕ふりを忘れずに、地面と平行になるまで上げる
下ろす時、地面の紙ふうせんを足裏で踏みつぶすイメージが大事。

もも上げ、と言うと上げることにばかり意識がいく人がいるが、大事なのは「どのように足を下ろすか」だそうだ。

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青戸さんはご自身以外が教えられるようになって、初めてメソッドの有効性が実証されると考えていた。

「生卵を握る」、「紙風船を足裏で踏みつぶす」など小学生でも自分の体をどのように動かせばよいのかイメージできるよう表現をとても工夫していたのが印象に残っている。

興味のある方は「小学校の体育授業におけるかけっこマニュアル」をご参考になさるとよい。同じ成果が得られるはず。

青戸式メソッドを1年にわたり隣で見聞きした私もこのマニュアルを元に息子に教えられるはずだが、青戸さんの凄さを直に触れてほしいと思い、息子を連れて行った。そこで何が起きたのかは、次のエントリーで。

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