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ほぼ毎週講話:賞をあげるのは考えすぎると難しくなる

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少しふっきれたので社長賞を久しぶりに出した。社長賞を作ったとたん、ある種の呪縛にとらわれてしまった。賞の機会の公平性についてである。

他にも功績があるスタッフはいるのに、なぜその人なのか?
あまりに特定の部署に偏らないか?
などなど、考えすぎると、「それなら出さない方が良い」と悪しき平等になってしまう。


人事制度改革で心技体というクライテリアを作成したが、その指標にもなると思い、今回は久しぶりに社長賞を出した。

********************全体会議の話から********************************

社長賞。ここしばらく出していない賞ですので、ご説明します。

これはたまに私が与える特別な賞です。
申し訳ないのですが、私があげたいと思った時に与える賞なのだと割り切ってください。賞を形骸化させたくないのが理由ですので、あしからず。

とは言え、社長賞を出すときには理由があります。
今回は、3つのクライテリア心技体の心である顧客満足度がsustainableに保たれ、チーム力が発揮されていると感じたからです。

正直なところ、翻訳事業部は、ビッグクライアントをなかなか維持できていません。
せっかく大きな売上があがっても、2,3年で売上が下がってしまうことはよくあります。
ところがこのプロジェクトは5年に渡り、ずっとお仕事をいただいております。
「アークに頼まない理由がない」と言わせるほど顧客満足度が高いのです。

そして、年々担当者の残業時間が減っており、プロジェクトが効率化しているのも嬉しい話です。

このようにプロジェクトが効率的になった理由は、コラボレーションがうまくいっており、チーム力が発揮されているからです。

まずひとつめは、担当プロジェクトマネージャー(PM)とリンギストや品質管理担当とのコラボレーションです。
チェックをするための新しいツールを開発したり、品質管理のプロセスを変えたり、様々な工夫をしており、かつこれらは他の案件にも適応できる手法で素晴らしい限りです。

ふたつめは、このプロジェクトが円滑に進むうようにPM同士で支えていることです。
例えば、担当PMが普段抱えている案件は他のPMが担当するなど、できるだけこの重要プロジェクトに集中できるように環境を整備しています。このプロジェクトに優先順位をあげて翻訳者をアサインしますので、他のPMは翻訳者のアサインを工夫しながら、プロジェクトを回しています。


このように負荷の平準化を行う素晴らしいコラボレーション=チーム力を発揮していることは特筆すべきです。

お客の満足度を継続し、売上を積み重ねていってくださり、ありがとうございます。
その功績をたたえ、社長賞をさしあげます。

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次に社長賞をいつ出すのかは全くの未定。

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