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非効率でも続いているぞベルマーク!

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「ベルマーク運動」 私が子供の頃からあり、そしてデジタル世界の現代にあっても生き残っている超アナログな活動。保護者からは、生産性が低いとの話もたくさん聞き、持ち前の好奇心から怖いもの見たさで覗いて見たかった(笑)

そうしたら、思いもかけずにベルマーク係に!(ベルマーク係は学級委員の仕事に含まれていたことに気がついていなかった)これはやるしかないでしょう!1年限定ならどっぷり使ってみたい気が。

早速、ベルマークの○○区総会なるものに参加した。(仕事の調整がつかずに途中で帰って来たのが残念)

ベルマーク運動のしくみをWikipediaから抜粋すると、「商品の包装紙やパッケージにつけられた「ベルマーク」を切取り、学校・団体ごとに集めて財団に送ることにより、1点あたり1円がそれぞれの団体のベルマーク預金になり、貯まった預金で自分の学校・団体の設備品などを購入することができる。貯まったポイントで商品と交換すると勘違いされることがあるが、あくまでも預金で購入するシステムである。さらに、この設備購入代金の1割がPTAからの寄付金となり、へき地学校などの援助に役立てられる」とのことである。

さてベルマーク総会に出てわかったことは・・・1960年にスタートし、1986年に8億円とピークを迎えたが、徐々に下降。2005年に半減したが、それでもここ数年は5億円を超えているそうだ。普及率は小学校で70%。中学校で60%。すご~い!

登録校は約28,000校あるそうだが、どのくらいアクティブなのだろうか?
トップの学校で約100万円弱相当。(しかし。2位が50万円弱相当であることを考えると断トツである。)100位で約20万円相当。

18億円も使われていない(各団体の預金口座に入ったまま商品が購入されていない)のは、アクティブな学校が少ないという証なのか???
この18億円相当、あまりにももったいなさすぎるぞ!!!!

さて、私も、早速、ベルマークを集める、分類する、切る、をやってみた。

2015-05-28 13.41.50.jpg

(↑こういう商品にベルマークがついており、ベルマークをメーカーごとに分類し、紙に貼りやすいように切りそろえて、点数を数える)

おぐらなおみさんのワーママ漫画で「こんなことするよりみんなで100円ずつ寄付する方が建設的ですよねぇー!?」と主人公がつぶやき、周囲をシーンとさせたことを思い出す。
とあるワーママ(息子の学校ではない)が「私が同額寄付するから、この制度を辞めてほしい」とも言っていた。

確かに生産性の観点からは全くもってその通りである。
しかし、そのような合理性から無縁なのがこのベルマークのすごいところだ。

収入の少ない団体(特にボランティア団体が多いと思うが)にとっては、生産性ではなく、金額の多寡がものさしである。
どんなに生産性が悪く立って、それに代わる収入がなければ、その非効率な作業をやり続けるしかないのである。
(私などは、某団体において5万円を得るためにベルマークでも集めようかと真面目に考えたくらいである。それくらい安定して非営利団体で収入を得るのは難しい)

某ワーママが言っていた寄付の話も、彼女の息子が小学校に通っている間はやってくれるかもしれないが、その後は永遠に続かないだろう。(でも、生徒1人に100円ずつ負担してもらう・・・という話はありかもね。)

さて、非効率でよいことをしいてあげれば、「コミュニティを形成しやすいこと」「非効率な対象に対して愛着が生まれること」である。
ベルマークは集める、切る、分ける、貼る、など作業が多い。
皆で集まって作業をする回数が当然多くなるので、コミュニティが形成されやすい。

そんなことをしないで、代わりに懇親会を開けばいいじゃないかと思う方もいらっしゃるだろうが、ソーシャライズすることが苦手な方には、それそのものを目的としない会合のほうが心地よい。

ちまちまと手を動かす間に口と耳も動かしているのでベルマークに関するトリビアな知識がどんどん増える。=愛着につながる。

どんな商品にベルマークがついているかはもちろん、ベルマーク集めが簡単に出来る購入商品は何かなど。(ある方は、もやしの購入が増えたと笑っていた)
インクカートリッジの純性とサードパーティの見分け方など。

それにしても、日本の主婦のきめ細かさと、システマチックさは凄すぎる。
うちの会社に手伝いに来てください~!と叫びたくなるほど、素晴らしく優秀なお母様たちとの作業であった。

もっとも、1年後に私がベルマークに対してどのように感じるのかは、不明。楽しみだなぁ。
しかし・・・私には向かない作業ではあった。笑った鼻息で、ベルマークを飛ばしたり、なぜかスカートの裾にくっついていたり・・・(爆)

協賛会社の方々の本音もいつか聞いてみたい。

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(集まった点数に応じて、↑にあるカタログの商品を購入できるらしい)

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