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経営者同士の横のつながりで得ているもの

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日本CADの小俣さんがきっと私とのランチのことを書いて下さるだろうと思っていたので、昨日は我慢して違うネタを書いた(笑)。小俣さんのブログにお返事書きたいなぁと思ったから。

小俣さんのエントリー:経営者同士の横のつながりは得がたいもの:つづき

ここオルタナティブブログには経営者の方が何人もいる。
彼らと交流するのはなかなか楽しい。

e-Janネットワークスの坂本さんの経営スタイルや価値観は私にはとっても理解しやすい
それは、大企業に勤めた経験があり、海外でMBAをとっておりで、年も同じで、バックグラウンドが似ているせいだと思う。

さて、小俣さんの経営スタイルは、とっても興味深い

第一線のプログラマーで、第一線の営業で・・・・
ご本人の言葉をそのまま信じれば、従来型のマネジメントはせず・・・・
正直マネ出来る気が全然しない。

だからこそ、なかなか刺激を受ける。

小俣さんがブログの中で、「経営者としてお互い考えていることなどを聞いてもらい、それにコメントをもらうというのは、得がたいものなのです。特に直接利害関係がない関係の方からのコメントはとても参考になります。~まあ、実はコメントしてもらったから考えを変えるということはそれほどなく、むしろ聞いてもらったことでスッキリする、ということなのかもしれませんが・・・・」

と書いているのは同感だ。

社長というポジション柄、自分で意思決定を下すことには慣れている。つまり、相手に相談したいというよりは、自分の意思決定が正しいと背中を押してもらう材料を探しているようなところがあるのだ。

とはいえ、私の場合は、経営者同士での雑談の中で、簡単にまねが出来そうなことは取り入れ、実行に移してしまう。ちょびっとまねっこが好きなのだ。

例えば・・・

○現場の情報共有
小俣さんと話していると、マネジメントしないと言っているわりには、現場が見えているなぁと感じる。
どうやっているの?と聞いても、これまた特に意識してやっていることはないようなのだ。
CCに入ってくるメールから感じ取ったり、直接顧客から情報が入ってきたり、第一線で働く社長ならではの勘が働いたり?なのであろう。私には真似できません(笑)

さて、坂本さんと話すと、なるほど!それをやれば現場がよく見えるだろうと納得することしきりである(全員に日報を書いてもらいそれに返事を書くとか。立ちミーティングを開いて進捗状況を確認したりとか)。しかし、そこまで時間とエネルギーを使って徹底することは、やっぱり私には真似できない(爆)

よって、坂本方式の形だけまねて、昼の立ちミーティングをしたり、簡易版日報システムを作ったりした。3日坊主の私だが、未だに続いているぞ!

○新卒採用
新卒採用ってしたほうがよいだろうけど、そのための労力(採用の労力よりもOJTの労力)を気にするあまり、踏み切れなかった。
しかし、小俣さんから「絶対新卒採用いいよ~だってね(省略)」と言われ、その気になった。
(彼は無意識に、人をその気にするのがうまいのである)
「どうやったら新卒とれるの?」と聞くと、「う~ん・・・うちの会社は僕のブログを読んだとか言って、向こうから来るかならなぁ・・・」
ハイ、またしても参考になりません(笑)
ちなみにその後坂本さんに会ったら、同じように「新卒採用いいよ~」と言われ、ますますその気になり、「どうやったら新卒とれるの?」と聞いた。「最初は紹介会社、例えば○○社を使うのがいいよ」と言われた。

それが3年ほど前のこと。それから弊社は新卒を5人(坂本方式で4人、小俣方式で1人)雇った。

小俣さんの会社の置かれている環境のほうがたぶんうちの置かれている環境に近く、何かと小俣さんのすることが気になるのだ。しかしながら、小俣流はまねできないので、坂本流をアレンジしてまねることが多いような気がする。

今回も小俣さんから色々刺激を受けたのだが、一番の刺激は、最近とんと御無沙汰のこのブログの更新頻度をあげることである。

小俣さんも坂本さんも、継続力がすごいんだよなぁ。心機一転、頑張ります!とここで宣言してみよう。(なんたって今年のうちの会社のキーワードのひとつが「継続」ですからね)

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