経営者同士の横のつながりは得がたいもの:つづき
以前、「経営者同士の横のつながりは得がたいもの」というタイトルで7月18日に記事を書きましたが、このときにメールのやりとりをさせていただいていたのは大里さん で、大里さんも「経営者にとって必要なのはコンサルタントより話し相手」という記事をアップしています。
その時に、今度ランチをご一緒しましょうと約束したのですが、一度延期になり、だいぶ間が空きましたが、今日、実現できました。
2時間くらい昼食をご一緒しながら、会社の話、事業の話、社員の話、家族の話などを中心に盛り上がりました。
仕事の時間帯に雑談?と思うかもしれませんが、こういう会話というか場はとても大事なのです。仕事の内容や立場など、違うところもたくさんありますが、経営者としてお互い考えていることなどを聞いてもらい、それにコメントをもらうというのは、得がたいものなのです。特に直接利害関係がない関係の方からのコメントはとても参考になります。
まあ、実はコメントしてもらったから考えを変えるということはそれほどなく、むしろ聞いてもらったことでスッキリする、ということなのかもしれませんが、お互いそんな会話をしていると、何が解決したというわけではないのですが、精神的に元気が復活してくるのです。
経営者は基本的に自社では孤独です。社員と仲がよいと言っても、立場が全く違いますし、社員に悩みを聞いてもらうということもなかなか難しいものです(業務の悩みならもちろん相談できますが)。そんなときに、同じような立場の仲間の方々と気軽に会話ができるというのはとてもありがたいものなのです。
このような会話で得られるものはいろいろとあるのですが、何となく今日感じたのは、「小俣さんはそこが変わっているのよ」とか、「そういうことはなかなか他の人には真似できないねぇ」「そういう面では社員のレベルがとても高いね」というコメントによって、自分や事業の特徴を再確認できる、ということでした。自分ではごく普通と思っていることが、実は結構変わっている、と気付くことができます。変わっているということは、売りにできるわけで、それを活かした展開を考えれば良いということになります。
素敵なひとときに感謝です!