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好きかどうかを考えるのがあまり意味がない人もいる

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仕事のことで判断に迷い相談すると「結局は好きかどうかじゃない?」とアドバイスを受けることがある。残念ながら個人的にはそのアドバイスはあまり参考にならない。

なぜなら私は「なんでも好き」な性格だからだ。

今している仕事ももちろん好きだ。でも、「好きか嫌いか」と聞かれると、どれだけ好きなのだろう?一番好きなのだろうか?と自問してしまい困ってしまう。あまたある仕事をそれほどやっているわけではないから、他と比較することは難しい。

世の中には好き嫌いがはっきりしている人もいるし、その質問がピンとくる人もいる。しかし、私のような人間にとって「好きか嫌いか」ということは自分の背中を押すファクターにはならない。

もちろん聖人君子ではないので、嫌いなこともままある。それはやらない。でも、嫌いなことをやるハードルは普通の人に比べたらはるかに低いのであろうと想像する。

それではそういうタイプの人間にとって、「好きか嫌いか?」に代わる価値基準は何だろう?

私にとっては
・誰か(含む自分)が幸せになるからやりたい
・巡りあわせ/縁と感じるからやりたい
=>
・自分が楽しいからやりたい(楽しいと好きのニュアンスの違いを大事だと思わない人もいるだろうが)
というところだろうか・・・

判断(価値)基準は人それぞれだけど、プロフェッショナルとして問われていることは同じ。主体的に動けるか(proactive)かどうかということだと思う。

ちょっと言葉遊びの感があったが、結局言わんとすることは小俣さんとも大木さんとも一緒ということかな。

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