プロとアソシエイツの違いその3:成果とプロセス
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先々月のエントリー「頑張っている人大好きです!でもプロには成果を求めている」でも書いたのだが、プロとアソシエイツの違いのひとつは、成果のためにプロセスに集中するか、いつの間にかプロセス自体が目的化して固執するかにあると思っている。
巷に出ている部下に対するモチベーションアップの本には、「結果だけで部下を責めない。プロセスも評価すること」と必ず書いてある。
一生懸命努力したのに結果が出ない時は、とってもやるせない気持ちになる。そこへ上司が追い討ちをかけて、結果だけで責めたら、まぁ、やる気がなくなりますものね^^;
それでも、プロになりたいのなら、成果を出すためにプロセスがあるのだということを肝に銘じなければならないとは思うけど。
イチローも松井も基礎練習をとっても重要に考え、黙々と単調と思われる練習に時間を費やすそうだ。成果が出なくても、「努力したのに」と言い訳もしないし、成果が出なくても、やっぱり自分が重要だと思う練習を黙々と行う。
成果を出すために一番適切だと信じたプロセスをやるしか道はないのだから。
宋さんの「本当の努力、本当の真面目さ」や辻さんの「報われない努力もある」を拝読して、面白いなぁと思ったのは、努力をして結果が出ない時のことを「寛容さ」につなげて考えていること。
私などは「だから人生は面白い」と思っちゃうのだけど。1+1が2であると思えない世界があるから、変化があり、豊かになるのかなと。
「お気楽でアバウトな人間だなぁ」と自分のことを思っていたのだけど、「私って寛容だなぁ」なんて置き換えるとちょっと聖人みたいですね(笑)
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