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翻訳・WEB・キャリアを極める?楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道?

セミナーの質は受講生によって決まる

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日本翻訳連盟主催のセミナーが終わった。「翻訳会社の規模拡大・維持と翻訳者やスタッフのキャリア形成」というテーマで2時間半ほどお話した。
受講生の満足度は、さておき、講師の満足度は大変高かった。
ワークショップ形式にしたので、大変貴重な意見が受講生サイドから発信され、私は非常に刺激を受け、勉強になったのだ。

翻訳会社は小さい会社が多い。業界1の売上を誇る会社でさえ、社員数は100人を超える程度。ポジションに関係なく、会社のこと、業界のことを、肌で感じているし、知見がある。

ビジネススクールに通っていた時、少々思ったことがある。暴言を吐くと、ビジネススクールの教授っていっても大したことないなと(自分が知りたいビジネスの正解を知らないし)。あれだけ優秀な生徒を集めて授業をしたら、そこそこしか実力のない先生でも、立派な授業になるなぁと。こつは、優秀な生徒を集めることなんだと。

しかしながら、5分に一度は笑いをとりながら参加型の授業の雰囲気を作るスキルと、生徒が好き勝手発言するので一体この議論はどう収束していくのだろうという私の心配をよそに、なんとか授業をまとめあげてしまうテクニックは百戦錬磨なのだ。

え~、私は3度くらい笑いをとったでしょうか・・・

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