小さな違いは妙に気になるけど大きな違いは気にならないことってあるよね
大学で専攻を決める時、化学が好きだったので、理学部化学科にするのか、薬学部にするのか、農学部の農芸化学にするのかなどと迷っていた。迷ったあげく、英語学科に進学してしまった。(今思えば、これが現在翻訳会社の社長をすることになったきっかけか)
コンペでA案がよいかB案がよいかと迷ったあげくにそれまで議論の対象にもなっていなかったC案を選んでしまう。
「A君もB君も同じくらい好きだからどちらか一人を選べない」と言ってそれほど好きではなかったC君とつきあってしまうようなものだなぁ(笑)
木を見て森を見ずと言われたらそれまでなんだけど、好きなことだからこそ細かい差が気になって決められない。
どちらを選んでも後悔しそうなので、それだったらいっそのこと全く違う選択肢という気持ちになってしまうのだ。
もっとも、全く違う選択肢を選んだら、もっと後悔したりするのだけど^^;
近頃は仕事でそういう場面に出会ったらいい加減に決めるように心がけている。
たまたま通りかかった人に決めてもらうとか、くじで選んじゃうとか。
ある程度のふるいがかかった後の選択肢は、どっちが1st Bestか2nd Bestかを論じるより、さっさとどちらでも選んで実行したほうが得策だ。
選択肢の小さい良し悪しの差よりも、スピード感や好き嫌い感のほうが、ほとんどのケースにおいて影響が大きいと感じるようになってきたから。
ましてやぐずぐずしていて、1st Bestか2nd Bestかが決められなかったために、もっと悪い選択肢なんか選んでしまった際には目もあてられない。(ぐずぐずしていたせいで1st Bestと2nd Bestの両方に逃げられてしまうこともある)
さてこれが、採用でAさんかBさんかと迷ったら・・・・・・両方採用しちゃうねぇ、よくばりな私(笑)