百聞は一見にしかず
スキーオリエンテーリングという競技を言葉で説明するのは難しい。「クロスカントリースキーをはいて、オリエンテーリング、つまり地図と磁石をもって、決められた地点を決められた順番に通過する、タイムトライアルレース」と説明することにしている。
が、実はこの説明だけを聞いた人が想像している競技と実際の競技のイメージはまるっきり違っていると思う。でも、こんなマイナー競技は見るのも難しいし、写真でもイメージは伝わらない。
そう思っていたところ、このたびスキーオリエンテーリングのプロモーショナルビデオが出来て感激!
http://www.youtube.com/watch?v=WBOokaLLBeU
クロスカントリースキーは広いコースを力強く(でも悠々と)滑っているイメージだが、スキーオリエンテーリングはアップダウンやコースの曲がりが激しく、木と木の間を潜り抜けたり、なかなかスリリング。
ビデオでは決められた地点を通過したという証拠を残すために、選手は立ち止まってパンチをしているが、日本ではタッチフリー(suicaのようなもの)のパンチングシステムなので、パンチング行為もスピーディーだ。
さてこのビデオは2004年にスウェーデンのAsarnaで開かれた世界選手権大会からの抜粋だ。(胸に赤い丸がついている選手がいるが、残念ながら日本選手ではない。)
実は来月私が参加するマスターズ世界選手権大会と開催場所は同じである。
このビデオを、早速一度も私が競技をしているところを見たことのない夫に見せた。
「それで、君は実際どういう風に滑っているの?」
<今日のオリンピックへの道>
クロスカントリースキーでLong Slow Distance: 1時間強 * 2