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MBAで学んだことその2:異なる環境で適応・進化すること

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「マリコ、皆が私のことを時間にルーズだと言うのは知っているわ。でもそれは私のカルチャーなの。変える気はないわ!」カルチャーショックとはこのことだ。
ビジネススクール時代のプエルトリコ人であるルームメイトの言葉である。
彼女は遅刻魔でいつも授業に遅刻する。あまりに遅刻するので、教授がちょっと嫌味を言ったら、彼女は怒り心頭。部屋に帰るなり私にこう言ったのだ。

私はというと、日本では決して時間管理に関してほめられたものではない。(もっとも、アメリカでの評価はpunctualということだったが^^;)
少なくとも遅刻した時には罪悪感を感じていたので、「It's my culture!」発言は目からウロコがおちた思いだった。

父の仕事の関係で北は北海道から南は大分まで転校して、環境適応能力はもともと高いつもりだ。
でも、やっぱり海外でそれも様々な国籍の人と、「議論をする」、「生活をともにする」というのは、日々新しい経験を積み重ねることができ、環境適応力を磨かせ、自分自身がバージョンアップする

ビジネスの変化の速度は年々速くなるし、働く人々の多様性も増した。異なる環境で、異なる文化、異なるバックグラウンドの人々と一緒に仕事をしていく基礎をビジネススクールで構築した気がする。

卒業後、すぐさま中国駐在となった。中国で行ったビジネスは結果として大失敗だったが、環境に素早く適応し、自分の成長にとって大変よい経験が出来たのもこのビジネススクール時代に培った適応力だと思った。

でも正直、アメリカ留学時代より仕事で中国に駐在していた時の方がはるかに適応能力は磨かれたかなぁ。
やっぱりお勉強は所詮木刀、仕事は真剣、鍛えられかたは違いまっせ。

<今日のオリンピックへの道>

ちょっと休養させてください<m(__)m>

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