【39.8℃】夏野菜は夏に実る、という当たり前すぎる話
先週後半から急速に気温が上がって、早くも猛暑到来となっていますね。24日(金)埼玉県熊谷市では気温が【39.8℃】と、6月の最高気温の記録を20年ぶりに更新したとか。ここ東海地区でも連日35℃を超えています。梅雨の最中でこんな状態ですから、これで梅雨が明けたらどうなるんだろうと、少しドキドキしています。
我が家には小さな畑があるのですが、このところの暑さで、急に野菜が育っているような気がしています。キュウリ、ナスなど定番の夏野菜は、先週まではまだ実も小さな状態でしたが、ここにきて収穫できるほどに育ちはじめており、実も期待も膨らんでいます。まとまった雨量の後に、真夏の暑さがやってきたことで、野菜たちも急いで準備を整えたのではないでしょうか。
合わせて、土曜日にはジャガイモをはじめて掘り出してみました。葉が黄色になりはじめたものが出てきたので、サインを逃すことなく掘ってみたところ、写真のように、ちゃーんと育っていました。これで種芋3つ分。実はジャガイモは初挑戦でしたが、初めてにしては上出来じゃないかと。子どもたちの喜ぶ顔が目に浮かびます。
ジャガイモは、正しくは夏野菜とは言わないのでしょうね。ジャガイモの収穫は、おおよそ植え付けてから100日と教わっていますが、九州では秋に植えて春に収穫すると聞きますし、北海道は春に植えて秋に収穫するのがスタンダードなはず。ここ本州ではちょうど夏のこの時期に収穫となるようですが、我が家では、もちろん夏野菜としてラインナップ。これから定番となりそうです。
野菜はみなそうなんでしょうが、土+肥料+水分+日差し+気温で、生育が決まってきます。夏野菜でいえば、春には土を耕し、肥料を加えて豊かな土壌を作り、そこに種苗を植えてからは、毎日、水を切らさないように手を掛け、芽が出て茎が伸びてくれば芽欠きをし、支柱を立て、土を盛って畝を作る。こんなことを見よう見まねでやりながら、素人なりに楽しみながら生育を見守るわけです。
日々、畑を眺めていて感じることは、季節の移ろいです。例年より早く梅雨入りして雨が降り、グングン気温が上がってきた先週には、目に見えて野菜が育っていることを感じました。春に植えてからしばらくは土の中でじっくりと根を張り、雨がたくさん降るようになると、しっかり水分を吸い上げて栄養を蓄え、そして気温の上昇とともに、一気に実を育てる。やっぱり夏野菜は、夏に実るんですよね。当たり前すぎる話で恥ずかしいのですが。ハウス栽培の技術が進み、キュウリもナスも年中店頭に並ぶようになっている昨今ですので、季節を感じることが少なくなっているのですが、でもね。
我が家の小さな畑では、このほか、大葉、オクラ、シシトウ、青唐辛子などを少しずつ育てています。さあ、今年のデキはどうかなー。