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【1,784千円】 「売れると思ったのに売れぬ本」フェアで感じる、ジュンク堂の強さ

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 その昔、名古屋の老舗書店の求人をお手伝いしたことがあります。先方社長は求める人物像について、一言「3度のメシより本が好きな人に来てもらいたい」と、明確に提示されました。
 
 今、書店で働きたいという人は、どんな人なんでしょうかね。書店で「○○○」はどこにありますか?と尋ねたとき、PC端末を検索して調べるのが普通の光景になった今、書店で働く人に求められる要素は変わったのかもしれません。
 
 まぁ、私自身も欲しい本があるとポチッとやっちゃうことが大半なので、最近は書店をぶらぶらする機会も少し減ったような気もしますが。
 
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 先日、某出版社の編集者である@quailquaestioさんのTwで知った、ジュンク堂さんが開いている「売れると思ったのに売れぬ本」フェア。この企画、すごく書店らしい企画だと思いました。大胆不敵なネーミングですが、ひかれました、とっても。本をちゃんと知っているっていう自信がないとできない企画ですよね。

 冒頭で紹介した老舗書店の求人広告ですが、記憶に間違いがなければ、「骨のある本屋」というキャッチフレーズで求人広告を作成したと思います。ジュンク堂は、私の中ではまさに「骨のある本屋」というイメージです。

  1. 京王書籍販売 3,042
  2. 紀伊国屋書店 2,408
  3. 福岡金文堂 1,841
  4. ジュンク堂書店 1,784
  5. 精文館書店 1,512

 これは2009年7月8日付け日経MJ発表の第37回 日本の専門店調査 書籍・文具業における3.3平方m当たり直営店舗売上高ランキングからの引用ですが、ジュンク堂は出版不況と言われて久しい昨今でも、着実に毎年売上げを伸ばしているようですね。
 
 私の近所にあるジュンク堂までは1時間くらいかかるため、頻繁に通える店ではありません。でもこのフェアが名古屋店でも開かれているのなら、是非出かけてみたいと思っています。そう、怖いもの見たさでね。ひょっとして自分の本が・・・ないない。まっ、売れてないって主張されるのもどうかと言われそうですが(笑)。でも、もし自著がこの企画で紹介されていれば、ものすごく嬉しい。うん、間違いなく嬉しいですね。

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