【70%】 漫画新聞サイトは、救世主か余計なお世話か
漫画で読むニュースサイト「漫画の新聞」がニュース配信を開始したのが昨年の10月15日。最近ではiPhoneなどへのモバイル配信も実現し、浸透を図っています。ただ、目論見通りには進んでいないようで、まだ認知度はいまひとつのようですね。
アイシェアが実施した調査「漫画新聞に関する意識調査 2009/12/08」によると、こうした漫画によるニュース配信サイトを知っている人は20.8%にとどまっており、読んだことがある人は僅か5.9%と少数派でした。
またこの調査では、漫画新聞サイトについての賛否もたずねています。
「とても(14.7%)」「どちらかというと(55.3%)」との回答を合わせた『賛成』派は実に全体の【70.0%】。「とても反対(6.3%)」「どちらかというと反対(23.7%)」とする『反対』派は合計30.0%だった。ここでも、漫画を読む頻度が高いほど『賛成』派が多く、「頻繁に読む」人では 73.2%と関心の高さがうかがえる結果に。
『賛成』派では「理解しやすくていいと思う」「ニュースに興味を持つきっかけになりそう」「子どもや若年者にもわかりやすい」などの声が多数。一方『反対』派では、「漫画があるとわかりやすいけど文字を読むと言う習慣が薄れるから」「活字からの読解力や理解力が身につかない」「解説などが不足し、情報が薄くなりそう」「描写により誤った解釈になる可能性があるため」といった意見が見られた。
※漫画新聞に関する意識調査 2009/12/08 より一部引用
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ニュースを読む・見る・聞くというのは、多くの大人には習慣に近いものになっていると思います。毎朝、めざましテレビをチラ見しながら新聞に目を通し、通勤中の車内ではラジオのニュースを何気に聞き、PCを立ち上げればニュースサイトをチェックするのが習慣化しているわたしには、漫画という「翻訳」作業はかえって余計なお世話だと感じます。
ただ、そんなわたしも子どもの頃は、暇さえあれば新聞を読み、テレビのニュースを見ている父親を見て、何が楽しいんだろうと思ってました。ニュースは子どもにとって小難しいものでしかなかったと思います。もしそのときに漫画によるニュース解説があったなら、ニュースはもっと身近なものになったのかもしれません。
さて、みなさんはどう感じられますか。。。