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●人、●%、●億円…メディアにあふれる「数値」から、世の中のことをちょっと考えてみましょう

【1億枚】 最近は、パソコンも軽いがサイフも軽い

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 最近、スーパーでもコンビニでも「シャキーン」で買い物をすることが多くなりました。そう、「シャキーン」はEdyで買い物を決済するときに端末から出る音です。このおかげで、財布の中に小額の硬貨が貯まって困るということがほとんどなくなりました。大木さんのエントリーで、iPhoneがおサイフケータイだったら・・・みたいな話がありましたが、電子マネーの便利さは、一度味わったら抜けられないものがありますよね。

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 気になって少し調べてみました。日銀が公表している「通貨流通高」というのがありまして、月次ベースで紙幣・硬貨の流通量を公開しています。それによると、2008年に入った頃から小額硬貨の流通量が減少傾向を示しており、今年に入ると勢いがついてきた感じです。

 今年6月の流通量は前年同月比で0.88%の減少(枚数ベース)。500円硬貨だけは微増だが、1円玉0.74%と微減、5円玉1.69%、10円玉が1.03%、50円玉は1.21%と1%以上の減少を示しています。

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 同じく日銀が昨年から開始した電子マネーに関する調査がありまして、結果が7月10日に発表となっています。

  • 電子マネー、【1億枚】突破 8規格、08年度日銀調べ
    日銀が10日発表した2008年度の電子マネーに関する調査結果によると、3月末の発行枚数は前年比30.3%増の1億503万枚で、初めて1億枚を突破した。年間の決済金額は8172億円で前年度比45%増えた。電子マネーは「1人1枚時代」を迎え、運営会社を超えた連携によって利用できる場所も拡大。少額決済の手段として浸透してきた。

     …(中略)…

  • 1件あたりの決済金額は同5.2%増の732円。スーパーでの買い物などでの利用が増え、金額を押し上げた。ただカード1枚あたりの利用回数は月0.98回(3月)で「休眠カードが多い」(日銀)とみられる。

   ※NIKKEI BP NEWS 2009年7月11日付けより一部引用

 小額硬貨の流通量減少と電子マネーの浸透は、セットで考えれば判りやすい話ですよね。

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 日本に消費税が導入されたのはバブル期の1989年。以来、サイフの中に1円玉や5円玉が増えて、サイフが膨張しちゃってイヤでした。貯まってくるとサイフから抜いて貯金箱に入れたりするんですが、そんな時に限ってすぐに必要になったりして。小銭が困るならクレジットカードで買えばいいとも思うんですが、100円アイス買ってクレジットで、っていうのも何だかちょっと気が引けて。

 電子マネーが普及し始めた頃、ANAのマイレージカードにEdyが付いて、以来ずーっと使ってます。ですから、私の財布の中は、Edy1枚+クレジットカード1枚。ポイントカード系はたくさんあるので別にしてます。ですから、私のサイフの中は、普段から中身がスカスカなんで、見た目ちょっと寂しい…かも。でも、現金を持ち歩かなくていいというのは、財布が軽くていいというだけじゃなく、安心なんですよね。万が一盗難にあってしまったときも、被害が少ないし、クレジットカード1枚ストップすれば、何とかなる。この身軽さが気に入ってます。

 最近はミニノート全盛で、つい私も買ってしまったと前回のエントリーで書いたばかりですが、パソコンも、サイフも、軽いのがトレンドなんですよね。そっかぁ、だから私は昔から軽薄なヤツってよく言われるのか…。。。

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