『柔軟性』を持ち続ける事の大切さ
これまで、小生のブログではビジネス的なお話を多くさせていただいたので、ここで
これまで"『与える』ことの大切さ"、"『人財』と『人材』と『人罪』"など自分が仕事をして
きて感じることを再び書いてみます。
【参考】
『人財』と『人材』と『人罪』:http://blogs.itmedia.co.jp/akilat/2006/09/post_4da5.html
『与える』ことの大切さ:http://blogs.itmedia.co.jp/akilat/2006/10/post_a9de.html
自分が新入社員で入社した時、また皆さんが新入社員として社会という場に出た
時、川からでてきた鮭の子供が社会という荒波に揉まれるがごとく、様々な経験を
し、変化に対応してきていたと思います。それは環境の変化、上司や先輩、同僚
からのアドバイス、客さんからアドバイス、時には叱責であったり、クレームで
あったりするのですが・・・。それらの変化に当初は耳を傾け、自分を柔軟に変化
させていきつつも(もちろん自分の芯を持たないとダメですが)、成長していく。
しかしながら、徐々に年月が経つと忘れてしまいがちになります。環境の変化、
社内、顧客からのアドバイス、叱責を『いや、自分の経験からいくと・・・』とか
『全然分かっていない。これはだな・・・』とか頭が固くなってしまい、結果ビジネスや
人間関係に軋轢を生んでしまう。そして、自分を変化させる重要なチャンスを逃して
しまう。対クライアントになるとチャンスではなく受注を逃してしまうことも・・・。
もちろん営業がうまくできる人は上記柔軟性を持っている事が得てして多いのですが、
逆に忘れがちかなと思う人も多く見られます。新入社員、志気が高い社員の方を見る
たびに自分はだいじょぶかな?なんて思ってしまいます。
そしてコミュニケーションや営業的な面だけでなく、ビジネスの面でも同じことが
いえるのかなと思います。例えば自分の業界とは全く関係ない異業種の知人と飲む
機会があるのですが、先日『Web2.0って何だ?結局のところ明確に説明できる人が
いるのか?広告収入が収益モデルなんて何もしてないじゃん』なんて話しになりました。
業界内にいるとビジネスモデル/収益モデルの決めつけを行いがちですが、
『環境変化や人の意見に柔軟性を持って考える、そして対応すること』
それが大切なのかなと思います。知人のコメントは簡単な一言でしたが、Web2.0と
騒がれるなか、「そういえば・・・」とふと冷静に考えられたきっかけになりました。
自身の例で分かりやすく言うと小生のブログ、コメントについてブログ内、また一般の
場でいろいろなアドバイス、指摘を受けます。そこで自分が気づかなかったことが
いろいろ見えてきたりもします。この場をお借りして本当に感謝です!!
環境の変化(それが逆風であっても)や人からもらえるアドバイス、それに対して
向き合い、柔軟性を持って対応すること、非常に重要だなと日々感じております。
最後にお決まり一言で・・・。
自分はいつも『柔軟性』を忘れずにもっているのか?
みなさんは『柔軟性』をを忘れずにもっていますか?