2009年開始予定 モバイルサイト 測定サービスに見る面白さ
日本電気通信事業者協会が2008年9月末時点の携帯電話、PHS契約状況を
公開されました。
ITメディアの記事によると、auのCDMA 1Xの契約者数が3,000万人を
越えたとのことである。NTTドコモやソフトバンクにおいても高速通信が
可能な携帯電話は一般的になりつつあります。
デバイスの側面でも、iPhoneをはじめとするスマートフォンをはじめ、
多様な機能を持つ携帯電話が各キャリアからリリースされています。
2010年には、更なる高速通信が可能な端末も出てくると予想され、
モバイル環境のインフラの整備はさらに拡充されることになります。
インフラが充実することによって、そこに新たなビジネスチャンスが
生まれてくることが予想されます。
モバイル環境については、ITメディアの記事『世帯から個人へ、
ブロードバンドサービスは次の成長期に』でも取り上げられておりました
ので、ご参照ください。(関連記事)
PCの分野でも高速通信のインフラが整った後に、様々なサービスが
出てきた事を考えると、モバイルの分野でも、今後どのようなサービスが
リリースされるのか、非常に楽しみなところです。
そんな折、ネットレイティングスが2009年にもモバイルサイトの
測定サービスを開始する予定との記事を目にし、大変興味を持ちました(参照記事)
モバイルサイトの測定サービスを開始することによって、以下の
メリットが得られることが、興味を持った理由になります。
●『広告』という切り口で見た場合、サイトの測定サービスがあることで、
広告を出稿する事業者にとって、広告を出稿することがメリットになるか
モバイル事業者が展開するメディア力を更に深掘りして知ることが出来る。
● モバイルコンテンツを提供する事業者にとって、自社が展開するサービス
がユーザーから見て評価されているのか、他社のサービスと比較して評価
出来る。また、コンテンツを提供する事業者がキャンペーンを実施した際に
客観的な効果を測定できる。
mixiに代表されるように、PC以上にモバイルとの親和性が高いビジネス
も徐々には出始めております。
そこから更に踏み込んで、一般事業者目線で見た場合の『広告媒体としての力』
を客観的に評価することができる一つのツールになり得ると思われます。
また、モバイルコンテンツを提供する事業者にとっても、自社のコンテンツの
特徴を把握できる事が期待されます(例えば、同業他社とサイトを定点的に
調査していくことによって、自社のサイトのポジショニングの把握など、更に
精度を高めた評価が可能になると期待しております!)
将来、新たなモバイルサービスが続々出てくると想定されます。ただし、全ての
サービスが受け入れられるのではなく、当然のことながら、ユーザーのニーズに
即したサービスが受け入れられていくと思われます。
つまり、サイト測定を客観的に行うことで、どのようなモバイルサービスが
受け入れられているのかを把握することができ、こうした杓子定規をもつことで、
自社のサービスの分析も可能になると感いております。
結果、ユーザーに刺さる、モバイルサービスが出現するのではと考えております。
今後のモバイルサービスに期待です!!!
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