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新入社員研修で、気づくことと心がけていることとして、「言葉を大切にする」ということがあります。
きれいな言葉を使うように指導するというよりも、主体的な言葉と前向きな言葉を使うように指導します。
例えば、
「遅刻をしないようにする」
よりも、
「早めに出勤して、1日の仕事のイメージをする」
の方が行動がおこしやすくなります。
また、
「まわりの人間から評価されない」
と愚痴るよりも、
「自分がまわりの人間から評価されるように行動する」
のほうが、そのような状況にもっていくのは簡単です。
自分の行動をイメージしやすい言葉を常に発するという習慣がつけば、人生どうにかなります。
周りが〇〇という感情や言葉ばかり使っていると、自分をがんじがらめにしてしまいます。
新入社員のときに、
主体的な言葉、ポジティブな言葉を使う習慣を身に付けることができれば、
社会人生活も楽しく過ごせるのではないかと思います。
楽しく仕事をするための第一歩です。
自分に対して、囁く言葉
非常に大切にしないといけないと思っています。
研修のときの受講者や社員にも、
「今、顔がネガティブになっている」
と、ときどき言います。
表情が曇って、眉間に皺が出来ている、
意識的に話を聞かないようなそぶりをする
いろいろな反応をしますが、心の中での呟きが無防備に顔に出てきています。
「そんなこと呟かないほうがいいよ」
というのを伝えたいのですが、素直じゃないと聞き入れません。
人間は、自分で自分を追い込んでいく習性がありますが、
人材育成においてその習性がいちばん問題になります。
「周囲に対して素直であれ」
としか、言いようがありません。
助言に素直に耳を傾けるという素直な行動ができない人は、
結局、成長できずに終わってしまいます。
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