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2009年2月1日 » |
理工系の学生に対して、話したいことはたくさんあります。
技術が進歩していく中で、技術に携わる人間は正しい倫理感や技術の進歩に負けないための知的好奇心を
ということを考える学生が増えています。
たしかに楽して稼げれば、それはそれで楽しい人生になるのかもしれません。
就職活動で会社は選ぶことはできても、自分がチャレンジしたいと思った職業につけるかどうかは配属発表が
どんな仕事を任せられても、まずは職業人としての土台作りのために真剣に取り組むということが大切では
真剣に取り組むことで、自分の人生という線を創るための「しっかりとした点」を打ち込むことはできるのでは
目の前の仕事に必死に取り組む、例え自分がやりたいと思えない仕事でも必死に取り組むことで
以前も紹介しました、アップル社創業者のスティーブ・ジョブスのスタンフォード大学の卒業式での講演
いろいろな捉え方はあるでしょうが、自分が好きなことをやりなさい、というよりも、
生きているものは、必ずいつかは死を迎える。
「死」というものを「最高の創造物」とジョブスは言いきっていますが、実際に死に直面した人間が
ただ、「死」という絶対的なものを、自分では受け入れることなく毎日を怠惰に過ごしている人たちが
人生に目標を、職業人としても目標を持つ
ということをやらないと、親からもらった大切な命、人生を無駄に過ごしてしまうということに
自分の人生を振り返り、それを話すことで相手を感動させることができるか?
そのような生き方は難しくは無いと思います。
当社の社員にも職業人としての目標を明確にするように指示しています
自分の人生を意味があるものにするために、この職場で、この仕事で何を得るのか、
自分の人生について必死になって考えない、というのは、
価値の連鎖というものが親子で増幅されていけば、次世代はもっと良いものになると思いますが、
その薄まっている価値の連鎖を補完するためにテクノロジーが使われることになれば、
テクノロジーを修める次世代人材には、いろいろと考えてもらいたいことがあります。
明後日は、ベンチャー企業や起業を考えている人たちへプレゼンテーションの研修を行います。
そういう意味でいうと、スティーブ・ジョブスは世界一のプレゼンテーターではないかと思います。
プレゼンテーションはイメージを持つことで格段にうまくなります。
参加者の方々には、ぜひ、ジョブスのイメージを持ってもらいたいと思っています。
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