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衆議院が解散しました。選挙までの期間を長く設定しているのは、国会を空転させ、日本の経済対策を不安にさせ、円安を招き、海外頼みの景気回復を狙っているのではないかと思う今日この頃です。さて、この解散に合わせて(というわけではなかったのでしょうが)、MIAU が「インターネットユーザーからの10の質問」を公開しました。回答の選択肢が補完的になっていない設問があるのが気になるところではありますが、“MIAUとしては”1-A, 2-A, 3-A, 4-A~C(?), 5-B, 6-A, 7-B or C(?), 8-B, 9-B, 10-B という回答を期待しているのではないかと勝手に推察します。
さて、議論というものは、自分の意見を支えることばかりを考えていてもなかなか前に進みません。反対の立場では、どのような意見が考えられるだろうかということを考察してこそ、自分の意見を強固なものにできます(あるいはそうした考察を進める上で、意見を変えることもあるでしょう)。私は、衆議院に立候補するわけでもなければ、地方議員どころか学級委員でもないわけですが、個人的な意見は最後に書くとして、ここでは MIAU が期待する回答(予想)とは反対の意見を理由付きで答えてみることにします(ですから、あくまで【思考実験】です)。
ちなみに、「10の質問」に回答する候補者がいても、私は「とにかく回答してくれたからプラス」とは思わないでしょう。たとえば、「とにかくネット活用賛成、規制反対。私はネットユーザーの味方ですよ」と無邪気に回答する候補者がいたら、何も回答しない人よりマイナスに捉えます。逆に意見が違うとしても、すぐれた考察を見せてくれるのであれば、そうした人を応援しようという気になるかもしれません。(これらの質問への回答が、判断材料としてそれほど大きな部分を占めるわけではないのですが)
では、1問目から。
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