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社会人であるにも関わらず博士取得の夢を捨てきれない女性研究員の奮闘記

お久しぶりです。この数ヶ月、個人的に忙しくてブログから遠ざかっていました・・・ブログを見てくださった何人かの方に「○○以来!久しぶり~」「発見した~」などなどメールをいただいたのですが、お返事もできていません。この場を借りてお詫びします。

さて、久しぶりのブログの話題は、少しばかり「女性」ということを不便に思ったという話題です。個人的な理由で、私の戸籍上の名前が変わりました。でも、仕事上はそのままなのであまり不便は感じていなかったのですが(銀行めぐりは疲れましたが)、ここに来てひとつ不便なことを発見しました。

9月に海外出張に行くのにそういえばパスポートの戸籍も名前も違うじゃない、あと1年残ってないし、と思い切って新規申請をしました。でも、仕事で出張なのに、名前違ってしまうな・・・と思っていたら、仕事で使う名前を併記できるとのこと。

これは便利と思い、早速申請してみました。会社での別姓使用という方法でも最近(2007年から)OKとなったようですが、もともとは研究者など名前によって業績の履歴を見る職種に認められていた制度ということで、研究者で押してみようと書類を作成。とはいっても、経験者によって別名併記届けみたいなものと、論文のコピーでOKと聞いていたので、気軽に提出してみました。

結果は・・・NGでした。論文の日付が結婚前だからだそうで。え?だってそりゃそうよ、まだ1ヶ月たってないもの。旅行会社を通じてだったので、直接お役所に電話してみました。

「結婚後の日付が入ったものでないと」「まだ結婚したてなのですぐには論文ってないのですよ」「じゃあまだ出せません」「いやでも9月に必要なのですよ」「どうしても旧姓が必要ですか?とりあえず今回併記なしで、今後変えたらどうですか?」「それは面倒なので、今回したいのです。」「なんで旧姓が必要なんですか?いいじゃないですか、ご主人の姓になったって」

・・・もう埒があきません。平日にしかなんであいてないのだ、と怒りつつ、直接窓口に行くことに。ちなみに、電話の応対をした方に声を大にしていいたい。夫の姓になるのがいやなのではないのですよ。仕事している途中で名前変わるといろいろ不都合が起きるのですっ!

でも、待てよ。せっかく行ったのに、断られたらどうしよう。と心配性の私。何とか1回ですむ方法はないだろうか?と調べたら、会社で別姓を使用していることを証明しているとOKなのだそう。でもむしろ研究者だから旧姓併記したいんですけど。でも、旧姓併記あきらめるのはいやだったので、負けた気になりつつも会社から「別姓使用証明書」をもらうことに。繰り返しますが、研究者なら要らないはずのものですよ。

結果。先に「別姓使用証明書」を見せたので一発OK。もういいや、負けでも何でも、とりあえず通りました。でも、「別姓使用証明書」も任意様式だし、必要なものがはっきりしていなくて、なんかすっきりしない制度だと思います。はやくきちんと法律等で決めて欲しいものです。

ちなみに、国はまだ正式に別姓併記を認めたわけではないのです。あくまで「パスポートに記載するだけ」で、正式には戸籍の名前となります。ICカードにもその情報は載らないそうです。別姓併記の書類も任意様式なのですが、pdfで自治体によっては配られている見本には『別姓併記理由』の選択肢に『結婚による旧姓併記』はないのです。あくまで、例外措置なのですね。

Akiko

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コメント
ooki 2007/09/03 08:30

ご結婚おめでとうございます。
ものすごく参考になるお話、ありがとうございます。
そういう制度があるんですね。でも、制度に運用が伴っていない・・・どこかで聞いたことがあるような。。。
「前例がない」と、動けない人たちって少なくないですね。

夫婦別姓を待つ身 2007/09/03 18:09

はじめまして。私も海外渡航では散々苦労しました。
夫の氏になるのを拒否しているのではなく、これまで仕事・社会生活で使っていた氏がいきなり「無効」扱いされてしまうのでは困るというお気持ち、とてもよく分かります。私も同じです。

でも、ひとまずは併記ができてよかったですね。
(既婚者の旧姓使用を許さない会社もまだあるそうですし)
ただパスポートの旧姓併記では肝心なところでは効力を発揮しないということも聞きます。まだまだ苦労は続くかもしれませんが、どうぞうまく工夫して乗り切れるよう、お祈り申し上げます。

ちなみに別姓使用証明書とありますが、これは旧姓使用証明書ですね。このブログを見た方のために東京都の書類URLを記しておきます。厚かましくて恐縮です。
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/download/index.html

似たような境遇の者として応援しております。

あきこ 2007/09/04 01:23

ookiさん、ありがとうございます。
制度に運用が伴っていない、そのとおりだと思います。それもきっと、法的に認められていないことが一番の原因なのですね。

夫婦別姓を待つ身 さん、旧姓使用証明書のご指摘、ありがとうございます。私は神奈川県での申請でしたので、任意様式でしたがリンクを張ってくださった東京都の様式に準じて提出しました。でもこの様式だと、業務で海外渡航の予定がないと発行が難しそうですね・・・


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日本IBM東京基礎研究所 研究員。会社員として働きながら、博士を取得しようと奮闘中です。こちらとも連動しています

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