何を楽しむにも金が必要…という身も蓋もないお話
小俣さんがギターアンプを買い換えたらしいw
それもギタリストなら憧れのチューブアンプのようですよ!
ふむふむ、ビデオも掲載されていて、いい音してるの一目瞭然ではないですか(嬉 !!
この記事を読ませてもらって感じたのは、チューブアンプ信仰から、80年代のトランジスタアンプの台頭と、その後のデジタル化を経て、様々なチョイスが出来る時代になったものだな~~という感慨にふけってしまいました。
真空管アンプの暖かみ、トランジスタアンプの安定性、デジタルエフェクト搭載型の多機能モデル、お金さえ持っていれば新製品の購入は勿論のこと、オークションを通じての中古品購入、このネット時代においてはeBayなど海外オークションサイトを通じて、世界的なレアアイテムを購入することも可能で、ギター関係に限らず趣味の領域において、資金と時間的な余裕がある人にとってはこの上ない極上な世界が実現していると言えるのではないでしょうか。
自分の生まれた年代の中で違和感感じていたのは、日本だけがそうなのかどうか分かりませんが、何か流行始めると、それまで主流だったものを必要以上に否定する、もしくは新しい技術を必要以上に持ち上げてしまう傾向があるような印象があるんですよね…
LPなどのアナログ盤から、CDへの移行期の音楽の音質ってどうも身体に馴染まなかった経験だったり、急激なアナログ衰退とその後出てきたMDはもっと使う気がしなかったり、MP3なりの圧縮音源については思うこともありますがこれが今の世の中の主流でありつつも、アナログ盤の良さも見直されている今を考えると似たような状況が見て取れる訳ですが、
商売のために宣伝は大事、物事の流行廃りはあるだろうけど、結果としてそれに流されずに自流を抜ける環境か、流行に乗り続けることができる環境、どちらにしろ資金力が大事なんだよな…と身も蓋もない話になってしまうのですが、前向きに考えた場合、一般庶民のレベルではこうやって長い年月で見たときに、それぞれの特徴をユーザが選択・利活用できるって理想的な展開なんだよな…と前向きに考えるしかないのかも(苦笑)
このデジタル時代の後にどういう流行が来るのかわたしにはわからないけれど、こういう言わば成熟期の楽しみ方をうまく小俣さんは実践されているわけですね。
反面、これまで自分が関わった音楽の仕事やら、ネット関連の仕事や電子書籍に関係した仕事を展開している中で思うのは、最初に関わることがいかに大切か…という事なので、この両面併せて考えた場合、
そういう意味で、当たり前の結論とも言えなくもないのですが、
- 流行に乗らない頑固さと、一時的に主流から取り残されても生き残る事が出来る資金力
- 流行に敏感な完成と、最新のモノを取りそろえる事が出来る資金力
- 成熟期において、いろいろなモノを楽しむことが出来る知識と時間的余裕を持つことが出来る社会人環境と、いろいろなモノを購入できる資金力
やっぱ経済力って大事なんだよな…と打ちのめされた土曜の夜でしたw