WHOが新型インフルのワクチンをつくる資本や技術がない途上国にもワクチンが行き届くよう先進国に支援を呼び掛け
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新型インフルエンザが日本に上陸するかも…という時期に私はこんなエントリを書かせてもらったのですが、ここ最近ワクチン接種の優先順位をどうすべきか?って議論が盛んに行われているようです。
そんな中で29日のNHKのニュースで各国のワクチン対策についてのレポートが放映されていました。残念ながらNHKのサイトでは映像なしのテキスト掲載しかされていないですが、フランスの取り組みとして大規模な流行がおき学校閉鎖された場合を想定、テレビで授業が受けられるような準備が進められているというレポートから、日本においては国内生産量と輸入により必要と推測される量の手配を行う見込みという話から、今回感染拡大の中心になったメキシコにおいては自国でワクチン生産能力がないこと、そして市民の一部にも生活が不安定なのでワクチン接種は費用もかかるしできないかも…という悲観的なコメントが紹介され、ニュースの最後はタイトルでも紹介したように、こんなふうにまとめられています。
新型インフルエンザに有効なワクチンについて、WHOは、接種が始まる当初は世界的に大幅に不足する事態も予想されるとして、ワクチンをつくる資本や技術がない途上国にもワクチンが行き届くよう先進国に支援を呼び掛けています。
生まれてくる親や、国を自分では選べませんし、理屈としては理解できているんですけど、なんかモヤモヤが残ってしまうニュースです。
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