無気力に悩んでいたのが、炭水化物と砂糖とブドウ糖果糖液を排除することで、驚くほど体調変化する件
疲れたときには甘いものをとると良いって聞いたのは小学校の遠足に持って行くおやつの品定めをしているときに親に助言された時のような気がします。
この言葉は結構自分には重くのしかかっていて、疲れたときにはキャラメルとかチョコをつまみ食いするような事はその時々でやっていました。
それとゲータレードが登場したのはいつだったでしょうかね?小学校のクラブ活動時代はスポーツ中は水は飲むなが常識だったような気がしていますが、どこからかこの手のスポーツ飲料を飲んでOK、いやどんどん飲むべきってな感じで世の中変化してますよね。
ポカリスエットの宣伝では炎天下のもとで働いていた人たちが塩を水で倒れることが減ったというようなメッセージを流していたのが印象的で、わたしも特別スポーツで脱水症状になりかけているとか、別段過酷な状況でなくてもスポーツ飲料を常飲している時期がありました。
先日エントリでここ3~5年、どうも集中力が持続しないとか、身体的な変調に悩まされていたということを書かせてもらいましたが、
最近読んだ書籍や
- 動的平衡:福岡伸一著
- ほとんど食べずに生きる人:柴田年彦著
- 仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか:山本ケイイチ著
Webページで気がついたことがあります、
これらの情報は一貫性があって手にした訳ではなく、なんとなくここ最近本屋で買ったものを読んでいたら、いろいろと点と点が繋がり始めるといういつものパターンを展開してきたのですけど(苦笑)
基本的に少量頻食にするのがまず太らない食べ方として重要で、そこに低GIという事を加えて食品を構成していく、筋トレにおいてはダイエットとはまた違う考え方が必要ですが、やはりそこでは体内に吸収されるスピードなども重要なテーマであったりして、その課程で「20年来のつらさがほぼ消えたことについて」にあった
砂糖とブドウ糖果糖液を徹底的に避けること
↑これをわたしも実践してみました。
サプリメント生活とかは全然苦にならない性格ではあるのですが、今回はあまりそちらには頼らずにおかずは別として、炭水化物を減らすアプローチとして全粒粉のパンだったり、玄米のおかゆを会社に持ち込む工夫だったり、間食としてはお菓子は排除して、バナナやSoyJoyに切り替えて、水分はこれまでポカリスエットだったのを麦茶に変えました。
するとどうでしょう、「20年来のつらさがほぼ消えたことについて」にもあるように、ほんと数日で全然体調が違うではありませんか!
自分の場合にも加齢による変調とか、さまざまな要因があるとは思いますが、炭水化物を減らすアプローチと低血糖症へのアプローチがこんなに短期間にそれも大きな効果をあげるとはほんとに驚きで、自分の子供のジャンクフード生活の悪影響を恥ずかしながらこの歳でちゃんと管理しておけばよかったと後悔しました。
今回のエントリはあくまでわたし個人の体験であり、誰にでも適用できる話ではありませんが、ちなみにわたし位の年齢の方ですと、最近は男性の更年期障害なども紹介されていたりしてちゃんとした治療法がなくいろいろ悩まれている方も多いと思うのですが、もしかすると食生活を変化させることで解決の糸口が見つかるかもしれないと感じたのでした。
最後に動的平衡で福岡伸一さんが、こんな事を書かれています。
インとアウトだけを付き合わせただけの線形思考からは、生命のリアリティは何も見えてこない。
このほかデカルト主義者への苦言など、生命の不思議という観点においての安易な単純化や機械論的な置き換えの危険性について知見を披露してくれていてます。
実際に自分が食べるという行為で体内に入れたときのカロリーなどは数字として同じだけれど、その食品が何であるのか?またそれをどのように食したのかで身体の反応が違うというこを自覚している今、同著にある「自然界はシグモイド・カーブ」という言葉がとっても心に残っています。
追記:この記事の内容を自分なりに実験し始めておおよそ1ヵ月半の経過報告エントリはこちらになります。こちらのエントリで紹介しているような体調不良で悩んでいる方は是非ご覧いただければと思います。