期待値大!Panasonicから「ステレオ・チューニング方式」の補聴器が登場!
以前にiPhoneを補聴器代わりにできないか?というエントリを書いて結構な日数が経過してしまいました。
あれからブログのほうに書くまでには至りませんでしたが、海外製品でヘッドセットに簡易補聴器的な機能が付いている複数製品を確認、最新モデルが昨年12月だったこともあり実機テストも狙ってeBayのチェックはしたりしている段階で、まだこのネタは日の目を見ていなかったのですが、今日TVCMでかなり自分のイメージに近い製品がPANASONICさんから出ているのを発見しました。
聴力に合わせて左右個別に聞こえを調整できる「ステレオ・チューニング方式」というものを採用し、左右のバランスがとれた、より自然な聞こえを実現してくれるとのこと。
一番気になるのは、周りの環境に合わせて音質設定が選べる「シーンセレクト機能」がどこまで使えるのか?という点です。前回のエントリにも書きましたが聞こえにくくなる帯域は多分個々人で違いがあり、そのポイントをパラメトリックEQ方式で補正したいのですが、こちらの製品もそこまでの機能はもっていないようでこれは実機を試してみるしかないですね。
難聴というと聞こえないというイメージがありますが、自分の場合確かにAさんの話していることはほぼ完全に聞き取れるのに、Bさんの話はどうも聞き取れない、、、という症状で、あとは室内の反響が大きい場所ではほんとうに憂鬱になるくらい近くに居る人の喋り声よりも周りの雑音のほうが耳についてしまい、この症状がもう少し低減できれば、、、といつも思っています。
今回紹介したPanasonicさんの、ONWA(おんわ) モデルJJは希望小売価格 79,000円と決して安価ではありませんが、一般的な補聴器の値段と比べればかなり頑張った価格設定と思います。
似たような製品も存在しない訳ではないのですが、自分の聞こえにくくなっている帯域を検査して、自分用の補正モードを1つオプションで追加できるような仕様にしてもらい、その検査・設定費用が入ってこの価格であれば、加齢による軽度難聴なり、会議などでの話しが聞き取りにくくて困っているビジネスパーソンなら投資する価格設定ではないかと考えますので、なんとかこの辺実現に向けてPanasonicさんには頑張っていただきたいと思います。
最後にiPhoneとオプション機器を組み合わせて使うアルコール検知ツールが従来機器よりもかなり安価に実現したという話もあったりしますので、今回のONWA(おんわ) モデルJJで採用されている集音マイクとイヤホンが合体したヘッドホンをiPhoneに接続できるようであれば(ここが逆に一番大変とは思いますが)、iPhone補聴器実現はかなり可能性高いのではないでしょうか?
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