自分がどういう年代の人から教育を受けたのか?
「学歴・階級・軍隊」高学歴兵士たちの憂鬱な日常って本を読みました。読み始めた動機は別なところにあったのですけど、この本で妙にひっかかったのがあとがきにある戦中派と戦後派の世代間対立について。
こちらのブログでも数回イマドキの学校の不思議というか、変てこな平等主義的な考え方から教育現場として成り立つの?って方向性でエントリ書かせてもらっていますけど、自分の中学・高校時代にどういう世代の人たちから教育を受けてきたんだろ、、と考えて表に書き出してみました。
1976 | 1971 | 1956 | 1946 | 1936 | 1926 | ||||
1978 | 13 | 昭和53 | 2 | 7 | 22 | 32 | 42 | 52 | |
1979 | 14 | 昭和54 | 3 | 8 | 23 | 33 | 43 | 53 | |
1980 | 15 | 昭和55 | 4 | 9 | 24 | 34 | 44 | 54 | |
1981 | 16 | 昭和56 | 1 | 5 | 10 | 25 | 35 | 45 | 55 |
1982 | 17 | 昭和57 | 2 | 6 | 11 | 26 | 36 | 46 | 56 |
1983 | 18 | 昭和58 | 3 | 7 | 12 | 27 | 37 | 47 | 57 |
2008 | 43 | 平成20 | 28 | 32 | 37 | 52 | 62 | 72 | 82 |
昭和40年生まれの自分の場合、高校時代を例にしてみると、戦中派の人たちが校長とか教頭やっているような年代で、30代の現役バリバリのところが戦後派で、大学卒業して教職について間もない感じの先生は昭和30年代の人たちと接していたんですね。
どっちが良いとか、悪いとかの話ではなく、戦中・戦後派混在の教育現場でどのような世代間対立があったのか今にして考えるといろいろ想像しがいのあるネタだったりします(笑)
でもって、現在の教育現場は基本的に戦後派だけの人たちで構成されているはずですけど、戦後復興期経験派、高度成長期、80年代バブル期ではやはり全然価値観が違うでしょうから、団塊の世代が一線から退いていく流れの中で、うまく言葉で表せないですけど日本のカルチャーがまた変化していくのかな、、、と思ったりして。
あんま小難しいことは書けないですけど、世代の違いから生じる互いの異質さをどのように受け入れるのか?異質な物との接触は普通はあんまり嬉しいことではないかもしれませんけど、どっか突出した世代がその後続を引っ張っていくという構図がこれからも成り立つのか?という点では疑問を感じるところもあったりします。
自分の場合、小中学校など大人から「こうあるべき」って提示されたものについて消化しきれないとか、受け入れがたいと感じることが多く、腕力も弱くて、運動も得意とはとても言える感じではなく親や教師の考える一般像とのギャップに引け目を感じること多かったのですけど、中学の時にYMOが出てきて、テクノが高校時代に流行していなかったら、まったく別な人生送っていたような気がします(苦笑)
自分の歳からだいたい20歳くらい下の年代に対して、どういう影響を与えるかってここしばらく続いているバンド再結成ブームを見てもすごく重要だって思うのですが、残念ながら自分たちの年代で、20代でまずそれなりの成功収めて、50~60に差し掛かったあたりでもう一回ひと花咲かせる(20代のときと同じファン層相手に商売成立してしまうという羨ましい状況)事ができる人ってほんと少ないかもしれませんね。
上の世代が優秀ってこともあるのでしょうが、Youtubeなどの登場で簡単にノスタルジーに浸れる便利な時代になってしまい、このままずっとこれまた消費し続けるのではなく、会社作ったり子供作ったりしていろいろシガラミが出来てしまった自分が居る訳ですが(苦笑)、何かしら影響を与える側にすこしでも立ち位置を移動させられたらな、、、と考えたりしているのでした。
と、この段階でサーバにデータアップしたら吉田さんからトラバしてもらっているのに気がつきました。ネタは
こちらのエントリでは、
羅針盤がなくなるのはそりゃ困るのですが、報道に携わっている人たちはそれこそ大勢いる訳で、筑紫さんだけにその役割させてたんかい?って思いと、それならそれで羅針盤亡き後、各新聞社やテレビ局はそれぞれの立場を今後明確にしていただきたいもんだと思ったのでした。
という事と、最後に
それとも、実名記者ブログを活性化させて、この人の記事なら信頼できるって人を育てていく方法も今の時代にはあって、新聞記者からネットに活動場所を移して、それまでのネット報道を一変させたジャーナリストと呼ばれるポジションはまだ空いていたりするんですが、、、、
こういうまとめ方をさせてもらったのですが、自分自身の身に置き換えてみて、教育や影響受けたことをどうアウトプットしていくかについて、それぞれの記事を行き来しながら改めて考えたのでした。
吉田さん絶妙のトラバありがとうございます(笑)ちなみにトラバ元の記事はこちら