「免許」でたばこは買えるんだ(驚)
最近はタバコを吸わない方が非常に多いのであまりご興味ある方いないかもしれませんが、先日、中さんが複数回取り上げていた「タスポ」について、JTに勤務していた親戚を通じて我が家に「タスポ」の申請用の書類が送られてきて、会社の喫煙者に手渡したところ、
「佐々木さん、タスポなくても免許あればタバコ買えますよ!」
って言われて嘘って驚いてしまいました。
ちゃんと新聞・ニュース見ろよって言われるかもしれませんが、通勤途中などで見かけるポスターにはそんな事は書いてないですし、検索してみたらどうやら4月に方向転換したようですね。
中さんのエントリーでは、この「タスポ」がもたらすかもしれないマーケット規模について解説が書かれていますが、財務省が4月10日、運転免許証による識別も認めたというのは、このまま7月を迎えて「タスポ」だけでは成り立たないとの判断なのかとは思いますが、
情報インフラ24時 眠らないシステム:私はコレでタバコをやめました・・・となるか?
数が減ったとはいえ、3000万人以上の喫煙者をユーザにする可能性があるPidelという電子マネーに対応したショップは、彼らの潤沢なタバコ関連マネーの恩恵に預かれることでしょう。
↑このバックグラウンドを考えると、あらら、、、、って感じがしますけど、「タスポ」対応と「免許」対応では当然ながら改修費用や販売機のコストも違うようです。
この辺の導入コストがどの位違うのかは調べていませんが、取り上げる立場でその辺は(新規なのか、改修なのかなどの状況により)幾分違うようで、以下のような記載を見ながら頭の中はちょっと「?」マークが浮かんだり消えたりしているのですが、
「タスポ」導入に小売販売店は7万円ほどの改修費用がかかるなどの事情で、難色を示した、
という記載がある記事もあれば、
当社が開発したこの装置は運転免許証を差し込むだけで、生年月日を識別することができる。酒類の自販機などで、既に約1万台に利用されている。
中略
タスポの読み取り装置付き自販機はかなりの高額だが、当社のこの装置は15万円程度とコストも安い。
という記載もあったりして、記事を眺めているレベルではちょっと把握しきれない部分もありますが、
とりあえずこの状況に振り回されてしまった販売店さんで、最初に「タスポ」対応版を入れた方々は相当怒っているのではないでしょうか。
この後の展開としては、住基カードやICチップ付きの銀行カードとか、本人確認が済んでいるカードならなんでも使えるように、、、、とは、きっとならないですよね(苦笑)