JavaFXもイイ感じですよ~~!
松尾さんが紹介していたAdobe Flex 3を利用した検索エンジンや、大野さんにフォローいただいたSilverlightに続いて、今回はJavaFXのご紹介です。
@ITのほうに、7日付けの記事でこんな見出しが躍っています。
JavaFXの現時点で分かっている最大の特徴は、デスクトップでもモバイル端末でも、同じコード、同じスクリプトによるアプリケーションが稼働することが挙げられると思います。
記事のほうにはデモンストレーションがあまり上手く動作しなかった、、、などの記載もあるようですが、単純にブラウザからパーツが抜け出してデスクトップで動く様子を見ていると、私自身はプログラムを書いたりはできませんけど、生まれて初めてhtmlの書式を自分で書いて、それをパソコン(ブラウザ)が解釈して表示してくれた時と同じようなワクワクした感じが自分の中に湧いてきました。ちなみにこの感覚はFlashでインタラクティブなサイトが登場した時にも感じたのと同様かな、、と自己分析しています。
技術解説については当然ながらわたしのような者の解説よりも@ITの記事を参照いただいたほうが良いとは思うのでこちらでの解説は行いません(行えませんか!?、、、苦笑)
↑こちらのデモンストレーションで紹介されている「Connected Life」についてはこれまでweb上で展開していたコンテンツとウィジェットなどで配布していたサイト内の情報をweb&ローカルアプリケーションとしてユーザに提供する事を可能にしてくれるのですから、ホームページの情報配信の考え方を大きく変えてくれる可能性をサイトの持ち主である企業や私たちのような制作会社に与えてくれそうな予感がします。(なおかつ携帯でもJavaFXアプリケーションは動作してくれる)
ただ自分の周りでJAVAの技術者の方々は企業向けのお仕事されている方が殆どで、このようなホームページコンテンツとしての開発で、ちょっと面白そうだから一緒に遊んで見ませんか?って気軽に声を掛けられる人が自分の周りに見当たらないのがちょっと残念なところです。(躊躇しつつも声を掛けてみようかな、、、と思う会社さんはひとつあったりはするんですけど、、、)
先日ちょっと紹介したYahoo! Pipesなどもそうですが、webサイトで扱う情報がxmlやxhmlなどの構造化が適切に行われる事で、アニメーションコンテンツの出始めにあったような、動きは派手だけど結果としては開発者が作った機能範囲内の結果しか得られない物から、実行した瞬間、瞬間に情報を生成、再構築しつつ、ビジュアルデザインとしても優れていて、そのツールを使っている人に新たな感覚面と知識共有、情報活用面でも役立つツールが今後どんどん出てくる予感がします。
ちなみに↑こちらのデモはJavaFXを使ってFlickrのデータを読み込み、入力した文字列にマッチするタグが付けられた写真を抽出するというデモの映像。
こうやって、Adobe AIR、Silverlight、JavaFXと立て続けに面白そうな記事を見てしまうと、ほんと早い時期に何かしらのアクションを起さないと、、、って焦ってしまうパンチ@佐々木でした。
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