オルタナティブ・ブログ > 誰がためにITはある? >

流行に流されやすいITやビジネスの本質を考えるブログ

バラエティー番組から感じた自分の強みに集中すること

»

先日、テレビを見ていたら明石家さんまさんが、ラーメン・猫カフェ・温泉のレポートをするという番組がやっていました。

バラエティー番組のため多少の演出もあったと思いますが、どれもひどかった。確かにさんまさんは芸人で、視聴者を笑わせることを目的にしているので、笑いをとるといった目的は実現されていました。しかし、ラーメン・猫カフェ・温泉をレポートするという目的はどれも全く実現できておらず、ぼろぼろだった。

話で人を笑わすという分野では、さんまさんは一流であると思います。しかし、同じ話すという分野でもレポートになると途端に三流以下に落ちる。やはり、自分の得意分野を理解し、それに集中し、努力することで初めて一流になる可能性を持つことができる。(誰でも一流になれるわけではないので)

しかし、実際のビジネスの現場(特に大企業)では、自分の得意分野を問わず何でもチャレンジすることが求められる。これを、ジョブローテーションとかゼネラリストという言葉で都合よく括られますが、結局はどれも中途半端なうちに次の仕事を命じられる。だから、同じ会社以外では活躍することが難しくなる。

同じ会社内でゼネラリストとして生きてゆくか、それとも自分の強みに集中してスペシャリストとして生きてゆくか。どちらをとるかは人それぞれで、一概にどちらがよいかは決められませんが、自分はスペシャリストで生きてゆきたいと思っています。

Comment(0)