イノベーターを失望させたAmazon Echoの招待メール販売
11月8日よりAmazon Echo購入希望者の応募が開始されました。通常の製品の場合、販売開始と同時にAmazonのサイトで注文できるようになりますが、Amazon Echoに限っては在庫が限られているのかシステムの対応が追い付かないのか、招待メールの申し込みをしてAmazonからメールが届いた人から購入できるような仕組みになっています。
Amazonのページを見ると申し込みから数週間以内に招待メールを送ると記載されていますが、申し込みから1か月以上たった今も招待メールが送られる気配がありません。
自分は新製品が出たら発売日に買うイノベーターで、Amazon Echoも申し込み開始日に申し込みを行っています。そのほかKindleも発売日に購入しています。
イノベーターですから、音声の認識や返答内容の精度については不具合があってもそういうものとして受け止めます。しかし、発売開始から1か月経過した今でも商品が買えない、且つほかの人が購入できる状態にあるのに、自分はいつ購入できるかもわからない状態にあるというのは期待をしていた分、失望を覚えてしまいます。
そのうえ、ヤフオクやメルカリで未開封の製品が大量に転売されているのを見ると、この招待制という販売方法は一体何なんだろうと思ってしまいます。
Amazonは顧客を大事にする企業というイメージを培っていましたが、今回のAmazon Echoの招待制販売は完全な失敗のように思えます。その反対に、Amazon Echoの招待メールを待っているユーザが多くいる中で、google Homeを半額で販売しAmazon Echoの顧客を奪っていったgoogleはいい意味でうまくやっているなと思ってしまいます。
まあ、そこまで言うならgoogle homeを買えばいいじゃないといわれてしまうかもしれませんが、それでも辛抱強く待ち続けるのがイノベーターなのかと改めて感じます。