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Yahooは広告でGoogleは情報

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米国においての検索エンジンシェアはGoogleが首位で48.5%とYahooの22.5%を大きく引き離している。
日本においてはYahooのシェアの方が高いようであるがこれは米国よりネット文化が遅れている日本の特徴なのか、日本という国民性の違いなのか、Yahooのマーケティングの勝利なのか?

先日のブログで「YahooはメディアでGoogleはテクノロジー」という見解を投稿した。このあたりがやはりKeyのような気がする。
キーワード広告の違いもYahooとGoogleではスタンスが違う。オーバーチュア(Yahoo)では原稿はオーバーチュアサイドでチェックするため掲載まで数日かかる。またランキング順も単純にキーワードへの入札価格で決定される。一方アドワーズ(Google)は原稿はチェック無しですぐに掲載され、ランキングも基本は入札価格順だが、クリックレートも多少考慮されクリックレートが高いほど上位にくるようだ。

つまり、Yahooのキーワード広告は従来のメディアと同じ「広告」という価値を追求しているが、Googleは「情報」としての価値を追求していると解釈できる。
このあたりは「YahooはメディアでGoogleはテクノロジー」に通じる概念であり、日本人にとってYahooがまだ馴染みやすい理由なのかもしれない。

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