初めて株主総会というものに参加してみました(オンライン視聴だけど)
NISAが始まってしばらく経ちますが、自分は株式を取得したことがほとんど無かったです。
ほとんど、というのは、最初の会社で従業員持ち株制度に入ってて、それが単位株になったので売却したり、とか今は株取引を辞めてしまったLINE証券がキャンペーンで3,000円分ぐらい株をくれる、というから口座開設してみたり、そのLINE証券ではLINEポイントで株が購入できる、というので単位に満たないごく少数の株を買ったり売ったり。あとは昨年まで勤めていた会社の、これもまた従業員持ち株制度に入って貯まった分があったり。
だから株式というものに縁が無かったと言えば語弊もあるものの、昨今の投資熱、みたいなものとはだいぶ距離を置いていました。
なので、株主総会に出る権利も今まで得たことが無かったんです。従業員持ち株制度には株主総会に出る権利は無かったので。
株主優待目当てで、2~3月頃に、ホント単位を満たす分ぐらいの株式を2社程買いました。少しでも今の生活の足しになれば良いな、と。
そのうちの1社が株主総会をやるよ、という案内が来たので、会に直接列席することまではしませんでしたが、オンライン視聴してみることにしました。
定刻よりも若干遅れて株主総会は始まりました。
この一年、どのような取り組みをしてきたのか、という説明動画も流れます。なるほどなるほど、と。きちんとわかり易く映像作られるんだな、と。
オンラインでは役員の方々のどアップ画像しか出ませんので、どれぐらい総会に直接参加している方が居られるのかはわかりません。
質疑応答時間となりました。
よく経済紙などには、株主総会は質疑応答もなく約1時間で終了した、という記事を見ていましたが、自分が参加したその会社の株主総会では複数の株主からの質疑応答がありました。事前に株主総会招集通知も来ていて、そこには議案も書かれているし、その議案内容に至った経緯も書いているのでどのような質問をするのか、気になって聞いてましたが、失礼ながらその質問の回答にあたる部分は議案内容でじっくり説明しているじゃない、と思うことも多かったです。それに質問に至るまでのああでこうでこれがああで、みたいな説明が長過ぎる方も居られました。でも、列席している以上、なんかは言いたいんでしょうね。直接言える機会だし。「それ、もうさっき別の方ので質問したやん」と思う内容でも、役員の方々はできる限り丁寧に回答していたと思います。2つ、3つは確かにそれは議案内容には触れられていない、なるほどな、と思う着眼点もありましたが。
前述の株取引経験ぐらいの自分にとっては、株主総会は縁遠い存在でしたが、物理的な距離にハードルの無いオンライン開催だったり、もう今は比較的自由に動けますので平日開催も厭わないので、また機会があるようなら株主総会出てみるのもおもしろいな、と感じました。
あ、きちんと株主総会の事前にオンラインで議決権も行使しました。これも初めての経験でした。