スマホでGoogleマップでフリーズ
何故だか分かりませんが、5月に書いたこんな記事がいまごろ読まれています。
▼スマホのSDカードの理解不能なトラブル
http://blogs.bizmakoto.jp/toppakoh/entry/4807.html
きっと"スマホ SDカード トラブル"なんてキーワードで見つかるんでしょう。「でしょう」なんて言ってないで実際にググってみたら、案の定トップにきますね。
スマホ(主にAndroid)のトラブルで困っている人がたくさんいるということです。
アクセス数を狙っているわけではないのですが、"スマホ Googleマップ フリーズ"で検索上位を狙うことにしました。
というのは、AndroidスマホでGoogleマップがフリーズして困っている人がいっぱいいる様子なのですが、これはという対策記事がないからです。
根本的な解決とは言いづらいですが、現在ではGoogleマップを快適に使えているので、ベストとは言えなくても、次善の策ぐらいにはなっていると思われます。
なお、僕の機種はDocomoのREGZA Phone T-01Cですが、他のAndroidの機種でもたぶん応用できると思います(ただし、自己責任でお願いしますね)。
なお、もっといい方法があるぞという方は、ぜひコメントしてください。多くの人のお役立ちになるかもしれません。
先月の半ばぐらいに気づきました。ネットを見ていると6月ぐらいからの現象のようですが、とにかくよくフリーズする"愛"機なので、100%の再現率だと気づくのに時間がかかってしまったようです(そんな"半製品"を5万円以上で売らないでほしいというのが本音ですが・・・)。
まあ、7月の前半ぐらいに、今まで行ったことがない場所で待ち合わせする機会がなかったのも原因かもしれません
Googleマップを立ち上げると、1分もしないうちにフリーズするんです。だいたい地図を拡大しようとするとフリーズするようです。
今月に入ってから、今まで行ったことのない場所にいく機会が2回もあり、その都度PCから地図を印刷しました。Googleマップが動作する(はずの)スマホを持っているというのに・・・。
そこで、まずはネットを調べることにしました。
"T-01C Googleマップ フリーズ"で検索したところ、まず目についたのはGoogle Play上の記事でした。
この記事を読んでいる人は、Androidユーザーばかりだと思うので、説明は不要と思うのですが、Google PlayとはAndroid用アプリがダウンロードできるサイトです(Appleでいえば、App Storeに該当します)。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.maps&hl=ja
上記リンク先に、このように書いてありました。
T-01C応急処置
REGZA Phone T-01CでGoogleマップ(ver6.9.0)が使えない(フリーズ)症状の応急処置として、「設定」→「位置情報とセキュリティ」→「ワイヤレスネットワーク」を有効にして使ってみてください。私はこれでGoogleマップが普通に使えました。ナビの方も問題なかったです。
掲載された方も"応急処置"と書いてあるので、親切心でアップされたのは明らかです。ですので、感謝していますが、僕は読むなり、たぶんこれでは解決しないと思いました。
で、実際試してみると、ダメでした。上記で回復した理由はまったく想像できませんが、コンピュータの世界ではよくあることです。アップされた方の環境がたまたまそうだったとしか説明できません。
もちろん、これで直る人もいるでしょう。試す価値はあります。
次に見つけたのは、こんな記事です。これの検索ワードは忘れました。たぶん、サーフィンしてたら見つかったのでしょう。
https://twitter.com/tonoman1976/statuses/222326306287796224
こう書いてあります。
REGZA Phone(T-01C)、いよいよヤバい。Google Mapが立ち上げただけでフリーズし、確実に強制終了するようになった。ドコモから機種変更の案内と割引クーポンが届いたし、潮時だね...。
完全にあきらめておられますが、このご意見、一理あります。
T-01Cは一昨年の末に発売され、僕が入手できたのは1ヵ月後という人気機種でした。それから、たった1年と8ヵ月ほどで、東芝とDocomoは2世代もアップグレードしてくれました。バカ野郎(号泣)。
この怒り(本気で怒ってませんけど)は、東芝やDocomoの経営陣に向いています。エンジニアには同情します。
僕も長年SEをやっていましたので、よくわかります。2年足らずでプラットフォームが2世代も替わるなんて尋常ではありません。開発サイドでT-01Cをサポートしたい気持ちがあったとしても、エンジニアの数は限られています。
つまり、T-01Cはとっくに終わっている機種です。その証拠にAndroid OSのバージョンは2.2で止まったままです。
本当に"潮時"なのです。
とはいえ、機種変更高すぎる。同じ案内は僕のところにも届きました。
変更対象機種は7万円以上もします。割引額は5千円ですが、そんなの焼け石に水です。
プラチナバンドがソフトバンクに決まった今、本気でiPhoneも視野に入ってきたし、いつ出るかはっきりしないWindows8 Phoneもいちおう検討すべきかなと思っています。
現時点で、清水の舞台から飛び降りる気持ちにはならないのです。
それにAndroidスマホが、すぐに実質上"サポート対象外"になるという現実を考えると、7万円出して新機種を買っても、1年後には同じことになるのではないかと、僕は不安に思うのです。まあ、この辺は事情が変わっているかもしれないので、今年になってから新機種を購入した人に聞いてみる必要はあるかなと思いますが(ところが周囲で見かけないんですよ、これが)。
ということで、もう少し、せめて半年はT-01Cで粘りたい。でも、マップが使えないのは不便。なんとかしのぐ方法はないものか?
Docomoショップで相談することも考えました(記事的には面白いと思うのですが、面倒でもあります)が、その前に一応Docomoのサイトも見てみました。
▼REGZA Phone T-01C サポート情報http://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/product/t01c/index.html
探し方が悪いのかもしれませんが、どうも不具合の存在すら認識していないようです。
これでは、Docomoショップに行っても無駄かなと思い、最後の手段だと思っていた、あることを試すことにしました。
その手段とは?
アプリのバージョンダウンです。
Google Playのサイトに行き、MENUボタンを押して、「マイアプリ」をタップします。
インストールしているアプリの一覧が出てくるので、そこから「マップ」を選びます。
横並びで「開く」と「アンインストール」というボタンがあるので、「アンインストール」をタップします。
ここから先は、T-01C特有かもしれないので注意してください。
T-01Cでは、出荷時にインストールしてあるアプリはアンインストールできません(これもどうにかしてほしいなあ・・・)。
マップは出荷時にインストールしてあるアプリなので、アンインストールの確認の代わりに、「このAndroidシステムアプリのすべてのアップデートをアンインストールしますか?」(注)というメッセージが出ます。つまり、本来の意味でのアンインストールではなく、初期状態に戻るわけです。
これをやってみました。
ところが何も変わらない・・・。
(注)しかし、この表現も気に障ります。僕はマイクロソフトの味方ではありませんが、大昔にIE、すなわちブラウザのような基本ソフトをWindowsにバンドルしただけで、あれだけマイクロソフトは責め立てられたのに、マップのような重要とはいえ単なるアプリを「Androidシステムアプリ」とのたまう神経が分からない。世の中は寡占を是とする方向に進んでいるのでしょうか?
これには理由がありました。
自動更新を許可していたからでした。
せっかく初期状態に戻したのに、自動的に最新バージョンに戻されていたのでした。まぬけです。
「自動更新を許可する」のチェックを外して、もう一度「アンインストール」したところ・・・。
やりました!マップが普通に、というよりも、とても快適に動作するようになりました。いったいどんなバージョンアップを重ねていたのだろう・・・。
まあ、しばらくは電源を入れるたびに、「最新のアップデートがあります」と言われ続けるでしょうが、そんなの我慢です。
しかし、マップのようなスマホでの最重要ソフトがフリーズするなんて・・・。
やっぱりT-01Cは、半製品です。早くリッチになって買い替えたいものです。
記事に共感した方は、ぜひ下記のサイトにもお立ち寄りください。
--
▼マーケティングで最も大事なことは自分軸を持つこと。
Who、What、Whyの3Wメソッドで、行き詰まりからの起死回生を!
--
▼自社の考えをインタビューして文書化してほしい方は