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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

12月8日 真剣勝負~さらに身も蓋もない・・・(#564)

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商売は真剣勝負と同じ。勝ったり負けたりはあり得ず、常に勝たなければならない。不況のときであってもよし、好景気ならなおよし。それができないのであれば経営者として当を得ていないところがあるからだ――松下幸之助さんはこのように説きます。

このようなことを熱心にやっていても成功しない社長に言うのです。

松下さんは励ましのつもりだったようですが、私は残酷だなあと思いました。

ただ、この残酷さはやさしさかもしれません。

というのは、松下さんは暗に経営者に向かないタイプがあるということを言っているに違いないからです。

それは、本日の記事をよく読めば分かります。冒頭で、事業なんか熱心にやればやるだけ成功するに決まっている、と言っているからです。これは裏返せば、熱心にやってもダメなのは才能がない、と言っているに等しい。

それなら、早めにあきらめて、別の道を行くほうがいい――たぶん、そう言っているのでしょう。

成功の条件はあきらめないこと。これは、松下さんも言っています。

ただ、同時に天分や運命という話もしています。

天分にあったことをあきらめずに続ける。それが成功の秘訣――松下さんのいうことを毎日一年近くきき続けてきましたが、総合するとこういうことのようです。

経営者に向かないなら早めにやめて、己の天分を見つけろ――私には、松下さんはこのように言いたかったのではないかと感じざるを得ません。

私のとらえ方はネガティブでしょうか?でも、ポジティブな人間が気づかずに人を傷つけている、それに比べたら、私の言い方のほうがよほどマシだと思うのですが。

今日の一言)向かないことはあきらめて、天分を見つけるための努力をせよ。

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1回の募集人数が少ないこともありますが、常に2回分満席になっています。

平日の昼間に、場所も横浜なのに、です。

求められていることをやっているからと言わせていただいてもいいのかな、と最近思い始めました。

2012年2月29日(水)分の受付をはじめました。

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本年の一日一言は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日1ページずつ読んで、自問自答するという趣向です。

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