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プロアクティブの訳語は「三手先を読む」でどうでしょう?

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Proactive~ とにかく訳しづらい単語なのである。
2009年8月のブログに何が適訳なのかとぼやき、まぁ、結局ここに落ち着いたのか。

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*********全体会議の話から**********

今日は、アークのバリューの一つである「プロアクティブ」についてお話しします。

「Proactive」は日本語に訳しにくい言葉です。

「主体的」「先回りする」と訳されることが多いですが、私は仕事においては「三手先を読む」が一番近いと思っています。

将棋や囲碁で「三手先を読む」という言葉があります。

自分が一手打つ。
相手がどう反応するかを考える。
そして、その次に自分はどう動くかを考える。

つまり、「自分・相手・自分」の三手先まで考えて行動するということです。

ちなみに、藤井聡太竜王・名人は30手先、40手先まで読むそうです。

さて、私たちの仕事では、たった三手先で十分です。

でも、この三手先を意識している人は意外と少ないのです。

最近、私はグローバルコミュニケーションに関するアンケートを設計しています。

アンケートを作るたびに思い出すのが、大学で論文指導をしていた頃のことです。
学生は一生懸命、面白そうな質問を考えてきます。
でも、アンケートを集計した後で、「この結果では論文が書けない」ということがよくありました。

なぜでしょうか。

アンケートを作ることだけを考えて、その先を考えていないからです。

本来は、

自分がアンケートを作る。
相手が回答する。
その回答を使って仮説を検証する。

ここまで考えて初めて、良いアンケートになります。

つまり、アンケートは質問を作ることが目的ではありません。

仮説を検証することが目的なのです。

これは私たちの仕事でも全く同じです。

営業なら、「この提案をしたら、お客様はどう反応するか。その次に、自分は何をするのか。」
翻訳なら、「この表現に変えたら、読者はどう感じるか。」
Webなら、「この導線にしたら、ユーザーはどう動くか。」

いつも三手先を考える。

これがプロアクティブです。

ただ、ここで大事なのは、完璧に読もうとしないことです。

以前お話ししたように、PDCAは速く回した方がいい。

私も今回のアンケートを「これで完璧だ」と思っていました。
ところが、一人に回答していただいただけで、「この質問は変えた方がいい」と気付きました。

だからこそ、三手先まで考えたら、まずやってみる。

そして、すぐに修正する。

三手先を読むことと、PDCAを速く回すことは、実は同じことなのです。

30手先を読む必要はありません。

ぜひ皆さんも、今日から、仕事を始める前に一度だけ考えてみてください。

「この仕事の三手先は何だろう。」

プロアクティブとは、言われる前にただ動くことではありません。仮説を持ち、三手先を考えて行動することです。

その習慣が、アークのバリューであるプロアクティブにつながっていきます。

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2009年11月のブログでは、アークのバリューは、IBMのバリューTHINKを超えた、と自慢しているが、当のIBMさんは既に新しくなった企業理念で邁進中。

ブログを長く続けていると、自分の思考の経緯がわかりますね。

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