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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

3月19日 お金の値打ち~募金にすべきか、救援物資にすべきか(#300)

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昨日は、少し大上段に書いてしまったかもしれません。私はいま心が弱っているので、普段のほうがよっぽど大上段だと思いつつも、気になってしまいます(というより、いかに大上段な人間だったかを反省しています)。

一つだけ、私が何も禁止していないことだけは確認してほしいと思います。励ましてはダメとも、ポジティブ・ワードを使ってはダメとも、どこにも書いていないはずです。励ましても、ポジティブ・ワードを使っても構わない。ただ、使う前に熟考してほしい、それだけをお願いしています。

もし、私の言葉に"禁止"を感じた人がいたとしたら、それはもしかしたら、その方の無意識が禁止しているのかもしれません。

ただ、思ったのは、こういう非常時において、やはり心の強い方、ポジティブな方こそが役に立つということです。私のような心の弱い人間にできるのは、こうやって何か言うだけです。そこは恥ずかしく思っています。

だからこそ、心の強い方にこそ思いやりをもってほしいと感じます。

自問自答)自分の財布の中の"お金"は生きているか。

募金や救援物資に関して、いろいろな情報から判断したところ、大きく次の基準で考えればいいのではないかと思うようになりました。

  • 復興に役立てて欲しいのであれば募金
  • 被災者に直接役立てて欲しいのであれば救援物資(できるだけ新品を買って送る)

ただ、いずれにしろ、特定の地域に届けたければ、その地域に連絡すべきかと思います。

さて上記、読み直せば、至極当たり前のことのように思います。そんなの大前提だという突込みがありそうにおもいます。

でも私は、こんなあたりまえのことが分かるまで、1週間かかりました。まだ原則を持っていない人も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

今日の一言)復興のためなら募金、被災者のためなら物資。

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被災地のために何かできないか考えている方は、まずこれを読んでみてください。

http://xdl.jp/diary/index.html#20110313

その上で、これを読むといいと思います。

http://xdl.jp/diary/index.html#20110314

また、テレビで読み上げられているFAXも参考になります。みんな、こんなに暖かい言葉を持っているんだなと感動します。特に子供たちの言葉がすばらしい。襟を正して聞いています。 

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