なかなか事業が軌道に乗らないときは・・・(一日一言 #52)
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なかなか事業が軌道に乗らないときは、さらに「誰に」を絞る。
●解説
「誰に」は絞れば絞るほどいいのです。
具体的には、社会的ドメイン(属性: 性別、地域、職業、年齢など)と心理的ドメイン(悩み、課題、夢など)の組み合わせで絞ります。
たとえば、、「20代女性」よりも、「東京都在住の20代の事務仕事をしている女性で、職場の人間関係に悩んでいる人」のほうが、ずっと振り向いてくれる人が多い。
特に、事業の立ち上げ時には、絞りに絞ったほうがよく、反応がない場合は、さらに条件をつけて絞っていくのがセオリーです。
●裏解説
私が最初に自主開催したセミナーのタイトルは、「IT企業の15名前後の部下を抱えていて売上げが作れずに困っている営業マネージャが、売るための仕組みを作れるようになるセミナー」でした。
これは、1ヵ月前に満席になりました。ところが、この条件にぴったりと当てはまる人は、一人もいませんでした。
ターゲットを絞ると、メッセージが尖るので、周辺の人たちも惹かれてやってくるのでしょう。
たった一人の人を想定してセールスレターを書くことを、心がけているプロのコピーライターもいます(常套手段なのかもしれませんね)。
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